月バスSet Play of the Week(87)ウィザーズ
八村塁をドラフト1巡目9位で指名したワシントン・ウィザーズ。次のシーズンにプレーが変わることは予想されるものの、基本的なプレーに大きな変更はないだろう。今回はセカンダリーブレイクを解説していく。
【ラインナップ】
※未定
[A-1]
②と③が両コーナー、④がウィークサイドのミドルポスト、①がボールキャリーで、⑤がセカンドトレイラーでプレーが始まっていく。
①のボールキャリーに合わせて、⑤が走り込んでドラッグ。①がミドルレーンへドライブし、⑤はスクリーンロールする。このとき、⑤のダイブにX3がヘルプに来れば、③はウイングへリフトしてオープンになる。X4は④がポストにいるため、ヘルプすることが難しいからだ。
NBAではこのようにディフェンスシステムの仕組みを逆手に取って攻撃を仕掛けることが多い。
③にルーキーの八村が入る可能性があるが、このようなプレーを考えればキャッチ&シュート(3P)をさらに磨く必要があるだろう。
※『月刊バスケットボール8月号』では、ステフィン・カリーを中心とした“スモールボール”のゴールデンステイト・ウォリアーズのオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)