技術&戦術

2019.06.02

月バスSet Play of the Week(83)ウォリアーズ

 ついに“NBAファイナル2019”、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ戦が始まった。連覇を狙うウォリアーズはケビン・デュラントをケガで欠いたままシリーズに突入。そんなウォリアーズがGame1で見せたオフェンスを解説しよう。

 

【ラインナップ】

①(PG)ステフィン・カリー

②(SG)クレイ・トンプソン

③(SF)アンドレ・イグダーラ

④(PF)ドレイモンド・グリーン

⑤(PF)ジョーダン・ベル

 

[A-1]

 ②が左ウイング、③が右コーナー、④と⑤はローポスト付近、①がボールキャリーしながらサインを出してプレーは始まる。

 ⑤が①にボールスクリーン。①はスクリーンとは反対側へドライブし、アフタースクリーンでポップした⑤へパスをする。

 

[A-2]

 ①はそのまま③へダウンスクリーン。③はカールしながら①へスクリーンを仕掛ける。⑤は①とのハンドオフをファーストオプションにしていたはずだが、左へドライブ。④のディフェンスが動き、④がステップアウトしてオープンに。⑤は④へパスし、ペリメーターのシュートを決めた。

 

 

※『月刊バスケットボール7月号』では、ドノバン・ミッチェルらを中心に目新しいセットプレーを駆使したユタ・ジャズのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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