技術&戦術

2019.05.05

月バスSet Play of the Week(79)シクサーズ

 

 プレーオフのイースタンカンファレンスでトロント・ラプターズと激闘を繰り広げているフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。シクサーズはレギュラーシーズンでも使っていたシンプルなベースラインインバウンズプレーを解説しよう。

 

【ラインナップ】

①(PG)ベン・シモンズ

②(SG)JJ・レディック

③(SF)ジミー・バトラー

④(PF)トバイアス・ハリス

⑤(C)ジョエル・エンビード  

[A-1]

 ①がインバウンダー、⑤がボールサイドのミドルポスト、②・③・④はヘルプサイドのフリースローレーンに縦に並ぶ。

 基本的には⑤がポップし、①からのパスをレシーブ。⑤がパワープレーをする。ヘルプサイドは②と③がスクリーンを仕掛け、3人の中央にいる③がコーナーへポップ。当然、ここへパスをして3Pシュートを狙うこともある。  

[A-2]

 縦に並んでいる3人が③・④・②で③と④がスクリーンし、シューターの②がボールをレシーブするパターンもあった。

 シンプルなプレーだけに、ディフェンスとしては非常に守るのが難しい。

 

 

※『月刊バスケットボール6月号』では、“Mr.トリプルダブル”ラッセル・ウェストブルックやポール・ジョージが活躍するオクラホマシティ・サンダーのさまざまなセットプレーを紹介!

 

(月刊バスケットボール)

 

 



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