月バスSet Play of the Week(79)シクサーズ
プレーオフのイースタンカンファレンスでトロント・ラプターズと激闘を繰り広げているフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。シクサーズはレギュラーシーズンでも使っていたシンプルなベースラインインバウンズプレーを解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)ベン・シモンズ
②(SG)JJ・レディック
③(SF)ジミー・バトラー
④(PF)トバイアス・ハリス
⑤(C)ジョエル・エンビード
[A-1]
①がインバウンダー、⑤がボールサイドのミドルポスト、②・③・④はヘルプサイドのフリースローレーンに縦に並ぶ。
基本的には⑤がポップし、①からのパスをレシーブ。⑤がパワープレーをする。ヘルプサイドは②と③がスクリーンを仕掛け、3人の中央にいる③がコーナーへポップ。当然、ここへパスをして3Pシュートを狙うこともある。
[A-2]
縦に並んでいる3人が③・④・②で③と④がスクリーンし、シューターの②がボールをレシーブするパターンもあった。
シンプルなプレーだけに、ディフェンスとしては非常に守るのが難しい。
※『月刊バスケットボール6月号』では、“Mr.トリプルダブル”ラッセル・ウェストブルックやポール・ジョージが活躍するオクラホマシティ・サンダーのさまざまなセットプレーを紹介!
(月刊バスケットボール)