技術&戦術

2019.04.28

月バスSet Play of the Week(78)ジャズ

 プレーオフ1回戦(第3戦)でヒューストン・ロケッツと戦っているユタ・ジャズ。残り10.1秒、99-102の3点差の場面で行われたサイドラインインバウンズプレーを解説しよう。  

【ラインナップ】
①(PG)リッキー・ルビオ
②(SG)ドノバン・ミッチェル
③(SF)カイル・コーバー
④(PF)ジョー・イングルス
⑤(C)ルディー・ゴベア  

[A-1]
ボックスセットの変形で①がインバウンダー、②が左ローポスト付近、④が左ウイング、③が右エルボー付近、⑤が右ローポストから一歩外側へ出た辺りからプレーが始まる。
⑤がスクリーンをセットし、それを使った②が⑤をカールするようにカットしてスクリーンをセットする。③はその2つのスクリーンを使うようにリング方向へ。  

[A-2]
③もスクリーンを使うと見せかけ、⑤と②をカールしてⅩ2へスクリーン。最後は②がウイングへポップして①からのパスをレシーブし、3Pシュートを放った。  

 

※『月刊バスケットボール6月号』では、“Mr.トリプルダブル”ラッセル・ウェストブルックやポール・ジョージが活躍するオクラホマシティ・サンダーのさまざまなセットプレーを紹介!  

(月刊バスケットボール)



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