Bリーグ

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2019/09/18

日本で初の公式戦を終えたセバスチャン・サイズ(SR渋谷)

 Bリーグ開幕前の恒例ともなったアーリーカップが、9月14日から16日にかけて全国各地の会場で開催された。各クラブが新戦力で臨む初陣とも言える大会は、優勝を狙い、開幕に弾みを付けたいクラブ、選手のコンディション調整の場としたいクラブと、さまざまな思惑が交錯する戦いが繰り広げられた。

 

 各クラブが最も重きを置く項目の一つが、新戦力がどの程度チームにフィットしているかを確認することだろう。今回はその中からサンロッカーズ渋谷の新外国籍選手#2セバスチャン・サイズを紹介する。

 

 205cm、106kgのサイズはパワーフォワードとセンターを兼任できるビッグマンで、先日のFIBAワールドカップで優勝を飾ったスペイン出身のプレーヤー。ワールドカップ本戦こそ、メンバー入りを逃したものの、予選では12試合に出場。平均6.7得点5.8リバウンドの成績を残した現役スペイン代表選手だ。

 

 アーリーカップ最終日は母国スペインが優勝した2日語とあって、そのことに触れると「彼らが国を代表してあの大きな舞台で優勝したことはとても誇らしい。パスワークやシュート力など、彼らの全てのプレーは自分にとってすごく刺激になります。彼らは家族のような存在。いつか自分もあの舞台に立てるようにハードワークしていきたい」と笑顔を見せた。

 

 サイズの持ち味は何と言ってもその機動力。スペインリーグ時代にもピック&ロール、トランジション時に際立った活躍を見せた。その武器はアーリーカップでも発揮され、川崎との1回戦でいきなり20得点、15リバウンド。1試合の休息を挟んだ千葉との3位決定戦でも12得点、11リバウンドと期待どおりの活躍ぶりだった。

 

(機動力の高さは折り紙つき/Photo by Yasutaka Ishizuka)

 

 アウトサイドシュートこそ、大きな武器とは言えないが、この機動力とアスレティック能力は昨シーズンのSR渋谷にはなかった要素で、ロバート・サクレの引退でチーム編成の変化が必須な状況下でその“変化”の中心となるプレーヤーがサイズとなる可能性も低くない。

 

 千葉戦後、サイズは「新しい経験を求めて日本に来ました。スペインリーグの次は日本と考えていたし、自分が通用するだろうということも分かっていました。チームのためにできる限りを尽くして努力したい。ファンを楽しませるようなプレーをするので応援してください!」とメッセージをくれた。

 

 アフロヘアがトレードマークのナイスガイ、セバスチャン・サイズのプレーは、昨シーズンは思うような成績を残せなかったSR渋谷の巻き返しの切り札となるか。

 

(月刊バスケットボール)

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