ザック生馬氏が振り返る八村塁&ウィザーズに密着した濃密な1シーズン
9月25日発売発売の『月刊バスケットボール11月号』では、公式特派員として八村塁とウィザーズに密着したザック生馬氏に直撃インタビュー。さまざまな出来事が重なった激動のシーズンを改めて振り返ってもらった。
NBAという大規模リーグの情報量や多彩なコンテンツへの驚き、そして八村との出会いのエピソードから1シーズン見守ってきた感じた八村やチームの成長。ザック氏が選ぶベストモーメントなどを5ページにわたって紹介する!
©️washingtonwizards
そして、この予告編では本誌に載せきれなかったトピックスの中からウィザーズを指揮するスコット・ブルックス HCについて少し紹介したい。現在55歳のブルックスHCはナゲッツとキングスのアシスタントコーチを経て、2007年からサンダー(就任当時はシアトル・スーパーソニックス)でHCとしてのキャリアをスタート。12年にはケビン・デュラント(ネッツ)、ラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデン(共にロケッツ)らを擁してチームをNBAファイナルに導いた。
16年からウィザーズを指揮しているブルックスHCは、メディアの間ではしばしばジョークを炸裂させるお茶目なコーチとしても有名だそうで、今季も自慢のジョークを炸裂。ここではザック氏が厳選したブルックスHCのジョークを紹介する!
シーディングゲームを1勝7敗で終えて(勝利した試合は八村は欠場)
→「塁を出さなかったらもう1、2勝はできていたかもしれないね」
クリスティ・トリバーACについて聞かれて
→「彼女は優秀なコーチだ。もし彼女がどこかのHCになったときはぜひ僕もスタッフの一員として雇ってもらいたいね!」
※トリバーはロサンゼルス・スパークスに移籍したため、現在はチームとの関わりはない
ワシントン・ポストに署名でできた八村の似顔絵が掲載されたことについて
→「その中に僕の悪口なんて書いてなかっただろうな!?」
ザック氏によるとシーディングゲーム期間中も度々ジョークを炸裂させてようだが、Zoomでの取材であることや間髪入れずに話を続けてしまうことから「ジョークのアテンプト数は結構多いんですが、成功率が低いですね。自虐ネタが多い割には笑いを取る間もなく、話してしまうんです(笑)」とのこと。
茶目っ気あふれるブルックスHCにも注目しながらウィザーズと八村を応援していきたい。
(月刊バスケットボール)