NBAオールルーキー2ndチーム入りの八村塁 球団史の同賞受賞者21人を振り返る
プレーオフ真っただ中のNBAだが、レギュラーシーズンの個人賞も続々と発表され、残すはシーズンMVPの発表を待つばかりとなった。そんな中、発表されたオールルーキーチームの中に八村塁の名が挙がった。1stチームと2ndチームの2部門に分かれているが、八村は1stチーム10票、2ndチーム54票(計74ポイント)を獲得し、オールルーキー2ndチームに選出された。
今季はプレーシーズン初戦からスターター出場すると、レギュラーシーズンでも出場した48試合(シーディングゲーム含む)全てでスターターを務め、平均13.5得点、6.1リバウンド、
今季受賞者は以下の通り。
【1stチーム】
ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)
ブランドン・クラーク(メンフィス・グリズリーズ)
ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)
エリック・パスカル(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
ケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)
【2ndチーム】
タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)
コービー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)
八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)
P.J.ワシントン(シャーロット・ホーネッツ)
テレンス・デイビスⅡ(トロント・ラプターズ)
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ウィザーズはこれまでにボルティモア・ブレッツ、キャピタル・ブレッツ、ワシントン・ブレッツ、そしてワシントン・ウィザーズとフランチャイズやチーム名を変更してきたが、球団48年の歴史上、オールルーキーチームに選出された選手としては八村は21人目。この総選出人数はシカゴ・ブルズ(23人)に次ぐNBA2位タイ(ニューヨーク・ニックスとボストン・セルティックスが同数)となっている。
受賞者の中には殿堂入りを果たしているウェス・アンセルドやアール“ザ・パール”モンロー、レイカーズのGM としても活躍したミッチ・カプチャックなども含まれている。八村は日本人初の快挙を成し遂げただけでなく、フランチャイズ史にしっかりとその名を刻んだ。
以下、球団史の受賞者一覧だ。
ガズ・ジョンソン、ロッド・ソーン(63-64/ボルティモア・ブレッツ)
ワリー・ジョーンズ(64-65/ボルティモア・ブレッツ)
ジャック・マリン(66-67/ボルティモア・ブレッツ)
アール・モンロー(67-68/ボルティモア・ブレッツ)
ウェス・アンセルド(68-69/ボルティモア・ブレッツ)
マック・デイビス(69-70/ボルティモア・ブレッツ)
フィル・シェニエ(71-72/ボルティモア・ブレッツ)
ニック・ウェザースプーン(73-74/キャピタル・ブレッツ)
ミッチ・カプチャック(76-77/ワシントン・ブレッツ)
ジェフ・ルーランド(81-82/ワシントン・ブレッツ)
ジェフ・マローン(83-84/ワシントン・ブレッツ)
ラリー・スチュワート(91-92/ワシントン・ブレッツ/2ndチーム)
トム・ググリオッタ(92-93/ワシントン・ブレッツ/1stチーム)
ジュワン・ハワード(94-95/ワシントン・ブレッツ/2ndチーム)
ラシード・ウォーレス(95-96/ワシントン・ブレッツ/2ndチーム)
コートニー・アレキサンダー(00-01/ワシントン・ウィザーズ/2ndチーム)
ジャービス・ヘイズ(03-04/ワシントン・ウィザーズ/2ndチーム)
ジョン・ウォール(10-11/ワシントン・ウィザーズ/1stチーム)
ブラッドリー・ビール(12-13/ワシントン・ウィザーズ/1stチーム)
八村塁(19-20/ワシントン・ウィザーズ/2ndチーム)
※88-89シーズンより1stチーム、2ndチームの2部門制になった
(月刊バスケットボール)