【最新・月刊バスケットボール11月号】“籠球群像”に信州ブレイブウォリアーズのアンソニー・マクヘンリーが登場!!

 第18弾の籠球群像では信州ブレイブウォリアーズのアンソニー・マクヘンリー(以下、マック)のキャリアに迫る!! 幼少期に引っ越した土地で始めたバスケットボールは「友達を作るためだった」と本人。

 

 当時から体が大きかったというマックは競技を始めると、みるみる上達。高校時代まではほぼ負けなし。本人曰く「常に優勝したか、決勝戦を戦っていました。負けた記憶以外ほぼないです」と、スター街道を突き進み、高校2年次には州チャンピオンに上り詰めた。

 

 その後はNCAAの強豪ジョージア工科大に進学。多くのNBA選手を輩出し、勉学の面でもトップクラスの名門校だ。そこで自らの力のなさを痛感したというマック。「毎日仕事をしているかのようでした。勉強も大変だし、バスケはもっと大変。ディフェンスでは誰も守れなかった。高校までは自分の方が相手よりも大きく、身体能力が高かっただけだったと思い知らされた」と、当時の苦しい状況を振り返った。それでも大学でもキャリアを全うし、その中でクリス・ボッシュ(元ヒートほか)ら多くのNBA選手と共にプレー。対戦相手にもジャワッド・ウィリアムズ(元キャバリアーズほか/昨季A東京所属)などの選手と競り合ってきた。

 

(琉球時代には全4度の優勝に貢献した)

 

 その後、当時大阪エヴェッサに所属していた友人の誘いで琉球ゴールデンキングスへ。クラブの顔としてbjリーグ4度の優勝に貢献し、沖縄に「勝つ文化」を創り上げた。Bリーグ2シーズン目には、9シーズンを過ごした琉球から信州ブレイブウォリアーズへ移籍。琉球で創り上げた「勝つ文化」を今度は信州で、と日々奮闘する。

 

 来日以降、こういった取材を受けるのは初めての経験と語るマック。今号では36歳を迎えた現在でもチームの中心として活躍を続ける彼のキャリアを紐解く!

 

(月刊バスケットボール)



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