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2021/04/03

アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)とラメロ・ボールが3月の最優秀新人賞に輝く

 NBAが3月度の最優秀新人賞を発表し、ウエスタンカンファレンスではアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が初受賞、イースタンカンファレンスではラメロ・ボールが3度目の受賞を果たした。

 

 

ドライチらしく爆発力を発揮しているエドワーズ

 

 エドワーズの受賞はウルブズとしては歴代8人目。ステフォン・マーブリー、ランディー・フォイ、ケビン・ラブ(現クリーブランド・キャバリアーズ)、リッキー・ルビオ、ゴーギー・ジェン(現サンアントニオ・スパーズ)、アンドリュー・ウィギンズ(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、カール=アンソニー・タウンズというウルブズのチーム史に輝くスターたちが並ぶリストに名を連ねることとなった。一方ボールは、開幕以来イースタンカンファレンスの月間新人賞をすべて独占している。この賞を3度受賞したプレーヤーはホーネッツでは4人目だが、開幕からの3連続は初めてのことだ。
 エドワーズは3月中のアベレージが24.2得点。これは今シーズンのルーキー中で最高の数字であったと同時に、カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)がルーキー時代に記録した27.1、レブロン・ジェームス(ロサンジェルス・レイカーズ)の26.3に次ぐ十歳代プレーヤーとしてNBA史上3番目に高い数字とのことだ。

 3月中ルーキーで平均20得点以上はエドワーズだけであり、総得点(314)、総フィールドゴール成功数(116)、総3Pショット成功数(34)、平均出場時間(35.1分)もすべてルーキーの中で1位だった。また、2月24日シカゴ・ブルズ戦以降すべての試合で最低1本以上のスティールを記録し続けているが、これは今シーズンのルーキーの中で最長の記録。3月末時点でその連続記録が16試合となり、プー・リチャードソンが1989-90シーズンに2度にわたって記録したウルブズのチーム歴代記録(15試合)を上回った。
 エドワーズは3月18日の対フェニックス・サンズ戦で、キャリアハイとなる42得点を記録し、123-119の逆転勝ちに大きく貢献した。ウルブズのルーキーが40得点以上を記録したのは初めて。42得点はルーキーとしてはトレイ・ヤング(2019年3月1日、49得点)以来最高の高得点であり、19歳と225日目での40得点以上達成はNBA史上3番目の若さだった(2位はケビン・デュラントの19歳と200日、1位はレブロン・ジェームスの19歳と88日)。

 

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ボールはシーズン中の復帰の可能性も


 ボールは3月20日の対ロサンジェルス・クリッパーズ戦で右手首を骨折し、以降の試合を欠場することになってしまったがそれまでにプレーした3月中の8試合で18.5得点、5.3リバウンド、5.4アシスト、1.8スティールと幅広いカテゴリーで数字を残した。この中で得点はイースタンカンファレンスのルーキー中1位、アシストはリーグ全体のルーキー中で1位の好成績だ。
 3月は初戦(1日の対ポートランド・ブレイザーズ戦)から30得点、8アシスト、6リバウンド、4スティールという活躍だったが、この日19歳と191日目だったボールは、一試合で30得点以上、5アシスト以上、5リバウンド以上を達成した歴代3番目に若いプレーヤーとなっている(2位はケビン・デュラントの19歳と190日、1位はレブロン・ジェームスの18歳と334日)。また、30-5-5と同時に4スティールを記録したケースとしては歴代最も若いプレーヤーとなった。ルーキーで過去20年間に30-5-5と4スティールを同時に記録したのはボールが6人目で、2010年以降ではルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス、2019年3月6日)とステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ、2010年3月13日と24日)しかいない。
 現在欠場中のボールがシーズン中に復帰できるかどうかは今のところ不明確だ。当初はシーズン全休が伝えられていたが、ニューヨークでの手術後には4週間後に回復具合を再評価すること、また必ずしも全休とは限らないとの見通しが報じられている。

 

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文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)


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