月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.03.06

タイリース・ハリバートン(キングス)、ラメロ・ボール(ホーネッツ)がそろって2ヵ月連続受賞 - NBA月間最優秀新人賞

 

 サクラメント・キングスのガード、タイリース・ハリバートンとシャーロット・ホーネッツのガード、ラメロ・ボールが2月の月間最優秀新人賞に輝いた。両者とも前月に続く2ヵ月連続受賞だ。
ウエスタンカンファレンスでの受賞者となったハリバートンは2月の13試合で平均16.2得点、3.8リバウンド、5.3アシストのアベレージ。イースタンカンファレンスのボールは平均20.1得点、6.2リバウンド、6.7アシストを記録した。
ハリバートンは2020NBAドラフトで1巡目12位指名を受けてキングス入りしたルーキー。選出が発表されたアメリカ現地時間3月2 日時点で、今シーズンの通算1試合平均13.2得点(ルーキー中3位)、5.4アシスト(同2位)、フィールドゴール成功率49.4%(同6位)、3Pフィールドゴール成功率43.3%(同2位)、1.4スティール(同2位)、出場時間30.1分(同2位)というアベレージ。また、この賞を2度受賞したケースは2012年の2月・3月のアイザイア・トーマス以来でキングスとして4人目のことだという。
イースタンカンファレンスの受賞者であるボールは昨年のドラフト1巡目で全体3位の指名を受けてホーネッツ入りした。前述の得点、リバウンド、アシストに加え平均1.7アシストを記録したが、これはリーグ全体でも好数字だ。2月に平均20.0得点以上、5.0リバウンド以上、5.0アシスト以上、1.5スティール以上を記録したプレーヤーはボールを含め5人しかいなかったが、20-5-5をルーキーが達成したのは過去20シーズンで5人目の記録。また20-5-5-1.5となると、過去20シーズンではステフィン・カリーとボールの2人しかいない。また月間で20得点以上が8試合あったが、これはホーネッツのルーキーとしては歴代最多。また、2019-20シーズンのザイオン・ウィリアムソン(9試合)以来ルーキーとして最多であった。


文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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