男子日本代表
アジア地区からは計7チームが出場可能!
しかも中国が開催国枠を持っているので
実質8チームがワールドカップに出られる!!

ⒸFIBA
Bリーグで培った力で
“新生日本”を見せ付けたいところ
日本の1次予選を1戦1戦個別に見ると、まずカギを握るのが11月24日にホーム・駒沢体育館にフィリピンを迎え撃つ第1戦。50位の日本、30位のフィリピンとランキングでは差があるが、ホームの利を生かしたいところ。第2戦のオーストラリア戦は、その3日後にアウェイに移動して格上と戦うということでキビシイ戦いが予想される。そして2月22日の、ホーム・横浜国際プールでのチャイニーズ・タイペイ戦は絶対に負けられない。そして、7月2日のチャイニーズ・タイペイとの最終戦を、日本はどんな状況で迎えるのか? それまでの勝敗、得失点差などで、“この試合に勝った方が2次予選進出を決める”というピリピリとした緊張感のある戦いになる可能性は大きい。
【日本代表の1次予選の日程】
日時 |
対戦 |
ホーム&アウェイ |
2017年11月24日 |
フィリピン |
ホーム/駒沢体育館 |
2017年11月27日 |
オーストラリア |
アウェイ |
2018年2月22日 |
チャイニーズ・タイペイ |
ホーム/横浜国際プール |
2018年2月25日 |
フィリピン |
アウェイ |
2018年6月29日 |
オーストラリア |
ホーム/千葉ポートアリーナ |
2018年7月2日 |
チャイニーズ・タイペイ |
アウェイ |
そして、新たにオセアニアが加わったアジア地区の力関係を俯瞰で見ると、オーストラリア、イラン、中国が頭一つ抜けた存在。それ以外の国は、日本を含めランキングの差はあれど、これまでの実績を考えるとどのチームにもチャンスがあり、勝敗を分けるのはその時の調子。その点、日本はこれまでは競った試合を落とすということが続いてきたが、今回はBリーグが始まって2年目を迎えたということもあり、強化は進んでいるはず。今回のワールドカップ予選で“新生日本”“生まれ変わった日本”を見せ付けたいところだ。 (おわり)
(月刊バスケットボール)