ステフィン・カリー(ウォリアーズ)が得意とする“リロケート”②(本誌番外編)
月刊バスケットボール7月号で紹介し切れなかったステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が得意とする“リロケート”のパターンを月バス.COMで特別に解説していきます。
カリーはパスした後に動きを止めず、ボールマンのプレーを判断して再びカット(リロケート)することが得点術の1つとして挙げられます。
カリーからのパスをレシーブしたプレーヤーがシュートできなかった場合、再びドライブを仕掛けてくるのですが、その方向によってはカリーのディフェンスがヘルプに行ってしまうのです。それ避け、自分の得点チャンスも狙うという動きです。
★(6)左ウイングからベースラインドライブ→トップへキックアウト→右ウイング
カリー(①)が左ウイングからベースラインドライブをし、トップへキックアウトした場合、カリーは右ウイングへリロケートし、再びボールをレシーブしてシュートを狙う。
★(7)トップから右方向へドライブ→左ウイングへキックアウト→左コーナー(スクリーン)
①がトップから右方向へドライブし、左ウイングへキックアウトした場合、左コーナーへリロケート。図ではスクリーンを使っているが、使わないときもある。