月刊バスケットボール5月号

マンバ・ウィークがやってくる


『英雄伝説 コービー・ブライアント』より(イラストは茂本ヒデキチさん)

 

 

 来る8月23日(日)はコービー・ブライアントの誕生日。その翌日、8月24日(月)はコービーがプロデビューからキャリア前半の10年間背負った背番号8と、その後10年間の背番号24が組み合わさった日。コービーのファンにとっては特別な思いで迎える日が立て続けにやってくる“マンバ・ウィーク”まで、気づけばあと10日を切っています(この記事は8月15日に投稿)。


先日はコービーが住居を構えていたオレンジカウンティーが、8月24日をコービー・ブライアントの日とすることを発表しました。コービーのシグニチャー・アイテムを発売してきた米ナイキ社も、23日にファン待望のコービー・モデルの新作スニーカー、KOBE 5 PROTROをリリース(写真)。様々な形で、世界中のファンがコービーを追悼する機会になりそうです。


日本でもそのような思いを募らせたファンが活発に動いています。8月14日(金)にギャラリー2渋谷店で開催されたインスタライブでは、スニーカー・コレクターのカーターさんが貴重なコービー・モデルのコレクションを店頭に持参して紹介。そのコレクションは8月15日(土)から同店店頭で展示されるとのことです。また、ナイキとギャラリー2は全国のファンに向けて、ツイッターやインスタグラムで #G2MAMBA824 のハッシュタグをつけて追悼の投稿をする呼びかけをしています。


コービーに対する敬意、生で観戦した思い出、忘れられないパフォーマンス、大切にしているコービーアイテムの写真…。それぞれの心に今も沸き起こるマンバへの想いを哀悼のメッセージとして表すには、適切な機会であることは間違いありません。

 

 まだまだ今後、さまざまな形で活躍が期待されたコービーとジアナ、そして一緒にこの世をあとにした方々に、個人的には今もさよならを言うことができません。でも、そうする必要はないのかもしれませんね。こうして思いを表現し続けることで、彼らの物語はこれからも生き続けていくように思います。

 

#G2MAMBA824 #RIPKOBE #RIPGIGI #MambaForever

 

文=柴田 健

 

KOBE V PROTRO 5X CHAMP

 

(月刊バスケットボール)



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