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2020/04/10

【コービー・ブライアント追悼コラム】20年も見せてもらった“マンバ・メンタリティー”。次は私たちの番だ!

漫画家志望のイラストレーター、にょんさん(ペンネーム)から、力のこもったイラストをご投稿いただきました。テーマは“マンバ・メンタリティー”。タイトルに使わせていただいた言葉は、イラストと一緒ににょんさんから編集部に送られたメッセージです。

イラスト、タイトル=にょん(ペンネーム)/文=月刊バスケットボール編集部

 

にょんさんによるイラスト『マンバ・メンタリティー』

 

 この作品は、ちょうどいま(公開日は2020年4月上旬)の時期にもふさわしい、コービーのアイコニックなシーンが取り入れられた作品です。なぜこの作品が4月にふさわしいのかという理由は、コービーを長年見てきたファンの皆さんには、すぐにピンとくるのではないかと思います。少しだけそれらのシーンを振り返ってみましょう。

 

 中央のフリースローと右下の足を抱えているコービーは、2013年4月12日の対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、アキレス腱を断裂した直後ににもかかわらずフリースローを成功させた時の様子が描かれています。痛みをこらえ、片足だけに体重を乗せて2本とも成功させ、コービーはコートを去りました。しかしこの2点が大きくものを言い、レイカーズはこの試合に118-116で勝利。シーズンの残り2試合にも連勝し、プレーオフ進出を果たしています。

 

 左下でチームメイトをハグしているのは2016年4月13日、37歳で60得点を記録して引退した“マンバアウト”ゲームのフィナーレ。若いチームメイトを抱き寄せたコービーから、世界中が力をもらった瞬間でした。その右上、前述のフリースローの左に並ぶ、膝に手をついたコービーの姿が、20年間を戦い抜いたベテランの底力を感じさせてくれます。

 

 以上の4点が4月に関連するシーンですが、たぶん、この作品が投稿されるタイミングではコービーのこれらのハイライト映像が世界中でソーシャルメディアを賑わすに違いありません。

 

 ほかの4点は4月にまつわるものではありませんが、いずれも思い出深いシーンです。中央右のパープルのジャージーを着たコービーは、2000年6月14日、インディアナ・ペイサーズとのNBAファイナル第4戦でのしぐさです。大接戦となったこの試合は、延長戦でシャキール・オニールが6つ目のファウルを犯し退場。ピンチに立たされたレイカーズをコービーのクラッチプレーが救いました。「みんな落ち着こう。大丈夫、勝つのはオレらだ」という、若干21歳の若者らしからぬ自信に満ちた態度というか、ジェスチャーというか…を見て、シビレたファンも当時多かったのではないかと思います。しかもこのときコービーは、シリーズ第2戦で足を捻挫した影響で万全ではありませんでした。右上のイラストがそのエピソードを物語ります。

 

 最後に左上は、2012年のオールスターで鼻を骨折したコービーが、フェイスガード姿でプレーしたエピソードを描いています。オーランドでのオールスター・ゲームでドウェイン・ウェイドの腕が顔面にあたりそのような事態となりましたが、コービーはオールスター・ブレイクが解けた後も、それを理由として休むことはありませんでした。

 

 1枚のイラストでコービーの数々のストーリーが生き生きとよみがえります。にょんさん、ありがとうございました!

 

<作者プロフィール>

著者:にょん(ペンネーム)

バスケ歴25年以上。NBAファン歴は1992年、アービン“マジック”ジョンソン最後のオールスター(オーランド)から。ツイッター(@NyonBasukeManga)でバスケ絵を発表中。

 

 

コービー追悼特設ページ『Dear Kobe Bryant』

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(月刊バスケットボール)


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