月刊バスケットボール5月号

Red Bull Half Court 2021ワールドファイナルに出場の日本代表が決定

日本代表はHIU ZEROCKETS

ロシアで開催予定のワールドファイナルに出場

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優勝したHIU ZEROCKETS。左よりフォファナ ママドゥ、佐藤マクファーレン優樹 、日影カイル 、OZZIE LEE HENDERSON
©Jason Halayko / Red Bull Content Pool[/caption]

 

 8月8日、ストリートボールの祭典Red Bull Half CourtのJapan Finalが東京・品川で開催された。同大会は、2017年からスタートした3×3で競うグローバルなストリートボールトーナメント。10月にロシアで開催されるワールドファイナル出場をかけ、Japan Finalに顔をそろえたのは日本国内5か所で行われた地区予選勝者、8月7日(土)に開催したLast Chance Qualifier(以下LCR)の上位3チーム。

 東北予選を勝ち抜いたSHINAGAWA CC。関東予選からはMINAKAMI TOWNとHIU ZEROCKETS。中部予選からKYOTO BBとEPICの混成チームとなるBRUTE。関西予選からはNINJA AIRS、KYOTO BB、YAIZU GR UNITED3チームから混成のALL BLUE。そしてLCQを勝ち抜いたSolviento Kamakura、SHIBUYA FUTURES、HACHINOHE DIMEの計8チームだ。

 FIBA(国際バスケットボール連盟)ルールをベースに、予選プールで負けても総得点が多ければ勝ち上がれる可能性があるなど、独自ルールを採用するRed Bull Half Court。4チームずつに分けられた総当たりの予選プールから、上位4チームの決勝トーナメントが行われ、予選全勝の強さを見せたALL BLUEとHIU ZEROCKETSが決勝にコマを進めた。

 決勝戦では、序盤優勢に進めたALL BLUEに対し、最終的にはHIU ZEROCKETSが高さとオフェンス力で圧倒。Red Bull Half Courtの初代日本代表の座を獲得した。同チームは実業家・堀江貴文氏の会員制コミュニケーションサロン・堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の有志が運営するチームだ。

 HIU ZEROCKETSのキャプテン、佐藤マクファーレン優樹は「我々はUnder Dogの集まりで、ちょうど世の中で3 x 3が盛り上がっている中、念願の世界に挑戦できるのは嬉しい反面、ここからやってやるぞという強い気持ちを持っています。日本で一番ハッスルしたんで世界でも一番ハッスルしたいです」とワールドファイナルへの意気込みを語った。

 

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■結果

[決勝]

HIU ZEROCKETS 18 ‒ 13 ALL BLUE

[準決勝]

ALL BLUE 18 ‒ 15 HACHINOHE DIME

HIU ZEROCKETS 18 ‒ 7 SHIBUYA FUTURES

 

[予選プール1]

1位 ALL BLUE (3勝0敗/48得点/21ポイント)

2位 SHIBUYA FUTURES(1勝2敗/44得点/5ポイント)

3位 Solviento Kamakura(1勝2敗/33得点/5ポイント)

4位 MINAKAMI TOWN(1勝2敗/29得点/5ポイント)

 

[予選プール2]

1位 HIU ZEROCKETS(3勝0敗/50得点/21ポイント)

2位 HACHINOHE DIME(2勝1敗/45得点/10ポイント)

3位 SHINAGAWA CC(1勝2敗/48得点/5ポイント)

4位 BRUTE(0勝3敗/38得点/0ポイント)

 

(月刊バスケットボール)



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