月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.05.05

ステフィン・カリー(ウォリアーズ)、ジュリアス・ランドル(ニックス)が4月の月間最優秀プレーヤーに

 

 ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)が、NBAの4月における月間最優秀プレーヤーに選出された。
ウエスタンカンファレンスから選出されたカリーは、4月の平均得点37.3がリーグ1位。15試合中11試合連続を含む13試合で30得点以上を記録したが、これは33歳以上のプレーヤーとしての最多新記録だ(11試合連続も)。ショットの精度もフィールドゴール成功率51.8%、3P成功率46.6%、フリースロー成功率90.8%と非常に高く、3Pショットは206本のアテンプト中96本を成功させていた。カリーの受賞は2018年1月以来。通算11度目どなる。
イースタンカンファレンスの受賞者となったランドルは、4月に平均27.1得点(フィールドゴール成功率44.0%、3P成功率42.7%、フリースロー成功率85.8%)に加え9.0リバウンド、6.3アシストのアベレージを残し、9連勝を含む11勝4敗の好成績を挙げたニックスに大きく貢献した。ニックスの勝率(73.3%)は同カンファレンスのトップだった。ランドルは初受賞。ニックスのプレーヤーが選出されたのは、2014年1月のカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)以来のことだ。
なお両者の他に、ウエストではデビン・ブッカー、クリスポール(ともにフェニックス・サンズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がノミネートされた。またイーストではブラッドリー・ビール、ラッセル・ウエストブルック(ともにワシントン・ウィザーズ)、クリント・カペラ()アトランタ・ホークス、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ダリウス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)がノミネートされていた。

 

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文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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