月刊バスケットボール5月号

高校女子の関東大会は昭和学院が山村学園に逆転勝ち!

 2015667日、富士北麓公園体育館(山梨県)などで、第69回関東高校女子選手権大会が開催された。今年もABブロック各16チーム、全32チームが集結。それぞれインターハイ予選に弾みをつけようと、しのぎを削った。

準決勝をそれぞれ快勝で勝ち上がったのは、昭和学院(千葉1位)と山村学園(埼玉1位)。両チームは関東新人大会でも決勝で対決しており、その際は昭和が山村を20点差で圧倒していたが、今回は同じ展開とはいかなかった。

前半は完全に山村ペースだった。#6渡邉の3Pや9佐坂のインサイドプレイを中心に得点を重ね、ディフェンスでは激しくプレッシャーをかけて昭和に気持ち良く攻めさせない。前半残り2分にはこの試合最大となる16点差(4024)を付ける。

だが昭和は慌てなかった。#8赤穂、#5中村がファウルを獲得し、前半終了間際には#14笠置が3Pを決めて点差を一桁に。後半もインサイドを果敢に攻め、山村の主軸となる渡邉、佐坂をファウルアウトさせて形成逆転した。食らい付く山村を振り切り、7868関東会を制した。

 最後は昭和が地力の差を見せつけたが、山村も大きな手応えをつかんだ様子。「ディフェンスなど、前半自分たちのやるべきことができたのは大きな収穫でした。今年は全国ベスト4以上が目標。インターハイに向けて、さらにレベルアップを図りたい」と山村・下田コーチは大会を振り返った。

関東高校女子選手権大会の詳しい模様は、月刊バスケットボール8月号にて掲載!





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