月刊バスケットボール6月号

[B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2022] レバンガ北海道 U18が連覇を達成!

 B.LEAGUE U18チームの頂点を争う「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2022」は最終日の16日、駒沢オリンピック運動公園 屋内球技場(東京都世田谷区)で3位決定戦と決勝戦の2試合が行われた。

 

<3位決定戦>
琉球ゴールデンキングスU18 85‐42 横浜ビー・コルセアーズ U18

 

 

第3位 琉球ゴールデンキングスU18

 

第4位 横浜ビー・コルセアーズ U18

 

<決勝戦>
レバンガ北海道 U18 71‐68 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18

 

 

 大会創設1年目の昨年は16チームの出場だったB.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIPだが、今年の参加は倍以上となる34チームに拡大。B.LEAGUEが自らの使命としている「世界に通用する選手やチームの輩出」に向けて、まずは着々とその基盤作りが進んでいることを示している。

 

 出場チームの拡大に伴って、開催期間も昨年の2日間から今年は4日間となり、競争もより激しさを増した今大会だが、決勝戦のレバンガ北海道U18と名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18という顔合わせは、昨年と同様のものとなった。そして、結果は北海道U18が連覇を達成。

 

見事連覇を飾ったレバンガ北海道 U18


ただし、昨年は北海道U18が92‐79と13点差を付けての勝利だったのに対して、今年は、3Qを終えて58‐43と北海道U18のリードから、4Qでは名古屋D U18が得意とする3Pシュート攻勢で、残り約30秒で71‐68とあと一歩まで迫る猛追を見せる。最終的にタイトルには手が届かなかったものの、その戦いぶりは名古屋D U18のこの1年間の成長を示すものであり、それは北海道U18の優勝の価値をより高めるものともなった。

 

この1年間の成長を示した準優勝の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18

 

 MVPは、U16日本代表として6月のアジア選手権を経験した北海道U18の♯11内藤耀悠が、192㎝というサイズと、ペイントエリアでも自在に自らのプレーを遂行する機動力を存分に生かした活躍で、昨年に続き選出された。内藤は、大会を通じて平均14.6 得点、また全試合で2桁得点を記録した。

 

昨年に続きMVPを獲得した北海道U18♯11内藤耀悠

 

 

 写真はベスト5に選出された5選手。写真左より名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18 #18 高橋旬、レバンガ北海道 U18 #10 越後晴貴、レバンガ北海道 U18 #11 内藤耀悠、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18 #8 佐藤遼乙、琉球ゴールデンキングス U18 #0 須藤春輝。

 

 また優勝した北海道U18は「Bリーグ U18 ELITE6リーグ」の出場権を獲得。ただし、「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2022」において北地区1 位のレバンガ北海道U18 は「B.LEAGUE U18 ELITE6 LEAGUE 2022」の出場権をすでに獲得しているため、同出場権は「B.LEAGUE
U18 REGIONAL LEAGUE 2022」同地区2 位の秋田ノーザンハピネッツ U18 に付与される。

 

すべての戦いを終えて、大会最終日を戦った4チームの選手とコーチが一堂に

 

☆大会の模様や注目選手の紹介は9月24日(土)発売の月刊バスケットボール11月号にて!

 

写真〇山岡邦彦

 

(月刊バスケットボール)



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