月刊バスケットボール5月号

【ウインターカップ2021】女子注目選手vol.4 都野七海(大阪薫英女学院/大阪府①)

インターハイで優勝できなかった悔しさを冬にぶつけようと思っています

 

 

――まずは無事にウインターカップの出場権を獲得しました。

 

都野 勝てたことはうれしかったのですが、決勝の内容はあまり良いものではありませんでした。ウインターカップまでには良い状態で臨めるようにこれからも練習していきたいです。

 

――具体的にはどこを改善していきたいですか?

 

都野 前半で良くても後半で追い付かれてしまうことがあるので、前半の勢いのまま後半も戦い切るというのがチームとしての課題です。個人的にも前半は点が取れるのですが、後半になるとミスが多くなってくるので、ターンオーバーをなくしてもっと積極的に点を取りにいく意識を持ちたいと思います。前半は相手に自分の得意なプレーをあまり理解されていないことが多くて、それで点が取れていると思うのですが、後半になると対策されてしまうので、そうなったときにどう点を取っていくのかの答えを本番までに出したいです。

 

――インターハイでは準優勝という結果を残しました。今振り返ってみていかがですか?

 

都野 準優勝はうれしい結果ですが、それよりも自分たちはまだまだだと感じたので浮かれている場合ではありません。ただ、インターハイを終えてからスタメンもベンチも、一人一人が個人の得意技や課題にもっと取り組んでいこうという意識は強くなっているので、そういったプラスの変化はあったと感じています。

 

――ウインターカップではどんなプレーを見せたいですか?

 

都野 1年生の頃よりもプレーの幅が広がっていると思うのですが、それでもドライブからのプレーが自分の一番の武器だと思うので、それを全国で見せたいと思います。

 

――では最後に、ウインターカップの目標を教えてください。

 

都野 ウインターカップの目標は全国制覇です。それにはチーム全員が『絶対に全国制覇するんだ』という思いを持つことが大事で、インターハイで優勝できなかった悔しさを冬にぶつけようと思っています。インターハイでは(新型コロナ感染防止のために)実際に会場に応援に来られなかったチームメイトや応援してくださる方がたくさんいました。すごく応援してくれていると思うので、そういう方々の期待に応えられるようにやっていきたいと思います。

 

 

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(月刊バスケットボール)



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