月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2021.11.23

琉球ゴールデンキングス U15が初優勝/B. LEAGUE U15 CHALLENGE CUP 2021

 11月21・22日、「B. LEAGUE U15 CHALLENGE CUP 2021」がアリーナ立川立飛で開催された。同大会は、B.LEAGUE U15チームの文化の構築と醸成、世界に通用する選手の輩出に向けた育成強化の礎を形成するための機会提供を目的に毎年開催されているもので、今年も当初は8月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となり、今回時期を延期しての開催となったもの。


5回目となる今回は、昨年に続き海外チームの招待は見送られ、3月に開催された「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021」の上位5チーム(下記)が出場、総当たり戦により順位が決定された。


【出場チーム】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15(優勝)
秋田ノーザンハピネッツ U15(準優勝)
アースフレンズ東京 Z U15(3位)
琉球ゴールデンキングス U15(4位)
横浜ビー・コルセアーズ U15(5位)
※( )内はB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021の成績


昨年、そして今年と練習環境には様々な制限が設けられ、試合機会も限られる中、今大会に出場した各チームは2日間で4試合を戦い、お互いの持てる力をぶつけ合った。

 

 

 試合結果は下記のとおり。名古屋、琉球、そして横浜が3勝1敗で並んだが、得失点差で琉球が1位となり、大会初優勝を飾った。

 

 

B.LEAGUEの島田慎二チェアマンを囲み

優勝の喜びで笑顔を見せる琉球ゴールデンキングス U15の選手たち

 

 また各チームから1名ずつ、最も印象的な活躍を見せた選手にMIPが授与された。受賞選手は下記のとおり。

 

☆平良宗龍(琉球ゴールデンキングス U15 ♯30 PG 181cm)

 

☆今西優斗(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15 ♯7 PG/SG 177cm)

 

☆中田直斗(横浜ビー・コルセアーズU15 ♯24 PG/SG 175cm)

 

☆黒田捷稀(アースフレンズ東京Z U15 ♯66 PG 161cm)

 

☆大角洸碧(秋田ノーザンハピネッツ U15 ♯63 SF/PF 185cm)

 

 今回の経験で日頃の練習の成果を確認し、新たな課題を見つけた各チームの選手たちは、次なる目標となる来春開催の「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022」に向けて志を新たにしたに違いない。日本の男子バスケットボール界の未来を担う彼らのさらなる成長に期待が募る。


※大会のレポートは12月25日(土)発売予定の月刊バスケットボール2月号に掲載

 

取材・文〇村山純一(月刊バスケットボール)
写真〇山岡邦彦



PICK UP