中学生&ジュニア

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2021/08/22

四日市メリノール学院中が待望の初優勝!【全中2021】

 全国中学校大会最終日、女子決勝は、初優勝を目指す四日市メリノール学院中(三重)と、6大会ぶり6回目の優勝を狙う折尾中(福岡)の対戦となった。

 

 ともに高さと機動力を併せ持つ両チームの対戦。1Q序盤は、お互いの高さに阻まれてボールが上がらず、また厳しいディフェンスの隙間をかいくぐって放つシュートはリングに弾かれ、なかなか得点を決められない我慢のスタートとなった。そんな中、四日市メリノール学院は2年生の#18鈴木瑚香南がゴール下のみならず走力を生かしてコートを縦横無尽に駆け、状況に応じて様々なシチュエーションで得点を重ねたこともあり、1Qを17‐10とリードして終了する。

 


 続く2Qも、序盤は四日市メリノール学院の#8深津唯生が身体能力の高さを見せてダイナミックなシュートを決めるなどしてリードを保つが、中盤から折尾は#15伊東友莉香がスピードあふれるドリブルや巧みなボールハンドリング、仲間がパスを出しやすいところに走り込むポジショニングなどで連続得点を決め、前半を終えて26‐28と、同点まであと一歩と迫る追い上げを見せた。

 


 3Qは、#15伊東の奮闘に刺激を受けた折尾が猛攻。#8三間萌をはじめ各選手が躍動して逆転に成功。負けまいと四日市メリノール学院も対抗し、このQはお互いの連続得点により流れが行き来する、大きな波のぶつかり合いのような展開に。そして、折尾が46‐44と初めてリードを奪ってこのピリオドを終えた。

 


 勝負の最終ピリオドはスタートから点の取り合いとなったが、四日市メリノール学院は#18鈴木がゴール下から決めて51‐51と同点に戻すと、#8深津のシュートも決まり、連続得点で55‐51と一歩リード。すると折尾も#9末廣舞由の体を張ったプレーなどで59‐59まで競り合いが続く。

 

 大会最終日、決勝戦、その最後のピリオドに持てる力を全て注ぎ込んだ決勝戦に相応しい攻防は、#5永福歩暖のシュートで一歩先に進んだ四日市メリノール学院が#3濱田ななののレイアップも決まるなど連続で得点を重ね、最後は#4井口姫愛の3Pシュートも決まり、最終スコア68‐61で四日市メリノール学院が念願の初優勝を飾った。

 

 


 指揮を執った四日市メリノール学院の稲垣愛コーチは、「今日は我慢比べの試合になるよ、折尾中さんの方がワンサイズ大きい分、走って走って粘ってバスケットをしようと言っていました。試合終盤のタイムアウトでは、子どもたちの足がちょっと止まってしまっていたので、『ここでもう一度しんどい思いをしよう。走ろう!』という話をしました。メンバー全員、自分の良さを出してくれて、本当に子どもたちの成長が見て取れたうれしい大会になりました」と喜びを語った。

 

 

<女子最終結果>
優勝:四日市メリノール学院中(東海ブロック/三重)
準優勝:折尾中(九州ブロック/福岡)
3位:菊陵中(九州ブロック/福岡)
3位:京都精華学園中(近畿ブロック/京都)

 

 

 

<優秀選手>
四日市メリノール学院中 #5永福歩暖
四日市メリノール学院中 #8深津唯生
折尾中 #15伊東友莉香
菊陵中 #11村上優奈
京都精華学園中 #4木谷夢菜

 

 

<男子最終結果>
優勝:白新中(北信越ブロック/新潟)
優勝:八千代松陰中(関東ブロック/千葉)
優勝:西福岡中(九州ブロック/福岡)
優勝:本山南中(近畿ブロック/兵庫)
※大会最終日、ベスト4に進出した4チームが準決勝を辞退。規定に則り4チームが優勝

 

<優秀選手>
白新中 #4松島慎弥
八千代松陰中 #4菊谷宗右
西福岡中 #11内藤英俊
本山南中 #4瀬川琉久


取材・文/村山純一
写真/山岡邦彦 松村健人

 

※全中の模様は9月25日発売の『月刊バスケットボール11月号』で!

 

(月刊バスケットボール)

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