月刊バスケットボール5月号

【全国ミニバス2021】家族全員が全国出場! 片平スポーツ少年団(宮城)#10岸辺倖采

片平スポーツ少年団#10

岸辺 倖采(きしべ こと/6年/160cm)

 

 

 宮城県の強豪ミニバス、片平スポーツ少年団。男子では川村卓也(三河)や柏倉秀徳(筑波大女子部監督)、落合嘉郎(仙台Aコーチ)らを輩出してきた伝統あるチームだ。

 

 今年は女子が30年ぶり4度目の全国出場となった。迎えた大会初日、力強いドライブや高い身体能力を披露したのが#10岸辺倖采(きしべ こと/6年/160cm)。小学4年生の夏からバスケットを始めた岸辺は、「チームが苦しいときこそ自分が点を取って周りにつなげたい」と語る頼もしき大黒柱だ。

 

 また、「家族が全員、全国大会に出ていたので、私も絶対に全国に出たいと思っていました」と言うから驚きのスポーツ一家。父親が野球、母親がハンドボール、2人の姉がどちらも空手で全国大会に出場した経験を持つそうで、今大会に向けては家族から「楽しんでやってこい」というアドバイスをもらったそうだ。

 

 なお片平スポーツ少年団が掲げているチームのモットーも「本気で楽しむ」。岸辺も初戦後、「最初は緊張したけれど、試合が始まってからは楽しんでプレーできました」と、満足そうな笑顔を見せていた。

 

※全国ミニバス大会の模様は4月24日発売の月刊バスケットボール6月号で!

 

写真○JBA

取材・文○中村麻衣子(月刊バスケットボール)

 



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