月刊バスケットボール8月号

0歳から3歳までの子ども=U3のためにディーナゲッツが新プロジェクトを発足

 全国でバスケットボールのレンタルコートを運営するディーナゲッツでは、レンタルコート事業と合わせて、主に4歳から10歳(小学校3年生)までの子どもたちのバスケットボール体験もサポートしている。

 

 同社ではこのほど「Basketball Lifetime Value」の概念を取り入れ、0歳から3歳までの子どもを対象に、人生で初めて経験するスポーツとしてバスケットボールと出会ってもらうための新たな社会活動「ディーナゲッツ マイ・ファーストバスケットボールプロジェクト」を発足する。現在、この世代=U3を思いきり遊ばせられる場所は限られており、コロナ禍でも「安全」のうちに「安心」して遊ばせられる環境が少ないことも、今回のプロジェクト考案のきっかけになっているという。

 

人生で初めてバスケットボールを経験する場としてプロジェクトは4月からスタート

 

 「ディーナゲッツ」の代表である近藤洋介氏は、高校卒業直後の1992年から1995年までアメリカにバスケットボール留学し、コロラド大ボルダー校に所属しながら、NBAを頂点に大学、高校、中学、小学、幼稚園、街バスケの全てを観てきた。その中で、アメリカの子どもたちは生まれた時に親からバスケットボールとシューズを与えられ、1歳の誕生日には自宅の庭にバスケットゴールを買ってもらい、3歳ではプレーができるようになり、「バスケができないと友達ができない」というくらいバスケットボールに囲まれて育っていく文化を学んだという。こうしたバスケットボールの母国であるアメリカの環境とバスケットボールに対する考え方を日本にも取り入れたいと考えた近藤氏は、「エンジョイ! バスケットボール!」を掲げ、2007年7月に『バスケットボールレンタルコート ディーナゲッツ』の1号店(愛知県一宮市)を開業。2021年2月現在で常設6店舗(直営2店舗・FC店4店舗)を運営している。

 

4歳から10歳までの子どもたちのバスケットボール体験をサポートしてきたノウハウが生かされる

 

 2021年はバスケットボール生誕130周年にあたるが、ディーナゲッツでは「マイ・ファーストバスケットボールプロジェクト」をその記念プロジェクトの第一弾として据え、4月よりまず愛知店を無料開放(毎月第1・3水曜日の12:00~14:00、常駐スタッフ付き)、段階を追って実施拠点を広げていく予定。幼少期の体力向上と心身の健全発達にも寄与するスポーツであるバスケットボール。このプロジェクトを基点に、さらなる競技人口の拡大と、日本におけるバスケットボールの発展に期待したい。

 


ディーナゲッツ マイ・ファーストバスケットボールプロジェクト
開始予定日:2021年4月7日(水)
実施店舗:ディーナゲッツ愛知
住所:愛知県一宮市森本1-24-26
電話&ファックス:0586-71-0004
※順次拡大実施
スケジュール:2021年4月7日より毎月第1・3水曜日、12:00~14:00
(4 月度は4月7日、21日)
対象:0~3歳児(保護者同伴が条件)
参加費:無料

 

 

【問い合わせ・お申し込み】▼バスケットボールレンタルコート ディーナゲッツ
メール:info@D‐NUGGETS.com 担当:櫻井
公式サイト:www.D NUGGETS.com

 

 

(月刊バスケットボール)



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