月刊バスケットボール8月号

八村PEモデルも同時に登場! 大きな空洞が特徴的なエア ジョーダン 35

 ナイキがジョーダン ブランドの最新モデル「エア ジョーダン 35」を発表。10月17日よりNIKE.COMおよび一部のNIKE/JORDAN取り扱い専門店で発売される。価格は19,000円+税。

 

 「現役および未来のスター選手のための最高のバスケットボールシューズ」をうたうこのエア ジョーダン 35の最大の特徴は、一目見てすぐ目に付く、かかと&前足部分にある空洞。デザインしたのは、「エア ジョーダン 31」以降、この35まで5作連続で担当してきたテート・カービス氏で、今回大胆な空洞を取り入れたのも、熟練のフットウェア デザイナーであり建築にも造詣の深いカービス氏ならではと言っていいだろう。

 

 

 機能面で前作から進化したのが、「エア ジョーダン 34」で採用されていたエクスプリ プレートを意図的に大きな「エクスプリ プレート 2.0」にしたこと。それを中足部からアッパーにかけて伸びるような形&配置にしたことで、横方向の安定性が向上。さらに前足部とかかと部に設けられたズームエアユニットのエネルギーリターン効率を最大限に高めることにも寄与するため、相反しがちな反発性と安定性を高い次元で両立させることに成功。安定性を犠牲にすることなく、スピードとジャンプの高さをサポートしてくれるバッシュとなっている。

 

 また、シュータン上部やアキレス腱周りのフォームなど、細部のディテールは「エア ジョーダン 5」を感じさせる仕上がりに。そうした細かいこだわりを含め、ジョーダン ブランドのフットウェアの歴史を築いてきた35年の画期的なイノベーションが凝縮されているのがこのエア ジョーダン 35なのだ。

 

 そして、このエア ジョーダン 35のユーザーとなる八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)のPE(プレーヤー・エディション)モデル、「エア ジョーダン 35 “Warrior”」(21,500円+税)も同時に発表された。八村の母親のデザインによる「八」の字を基に、コートで見せる侍のような精神性を盛り込んだロゴがあしらわれており、八村も「エア ジョーダン 35は新品の状態で履きこなれた感があります。足首周りのフィットとシューズの快適さがとても気に入っています」とコメントを寄せている。こちらは10月21日(水)よりNIKE.COMおよび一部のNIKE/JORDAN取り扱い専門店にて販売予定となっている。

 

 

 なお、エア ジョーダン 5の誕生30年を記念した“Center of Gravity”「エア ジョーダン 35 SP」(21,500円+税)も注目の一足だ。

 



 

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(月刊バスケットボール)



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