月刊バスケットボール5月号

東京・豊洲の注目スポットで日本を代表する3人のトッププレーヤーが小中学生にレッスン

 10月10日のオープン以来、スポーツの新たな体験ができるスポットとして注目を集めている「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポ―テッド バイ スポーツ バイ アート)」を会場に、施設近隣の小・中学生を対象としたバスケットボールレッスン「三井不動産レジデンシャル presents TOKYO SPORT PLAYGROUND Basketball Kid’s Academy」が行われた。

 

 そのゲスト講師を務めたのは、宇都宮ブレックスの田臥勇太、比江島慎、そして元女子日本代表キャプテンの吉田亜沙美という超豪華な顔ぶれ。

 

 

 秋晴れの下、1時間に渡って行われたレッスンでは、ドリブルワーク、パスワーク、シューティングワーク、3on3など多彩なメニューが次々に展開。コート上で講師陣は、この日初めてバスケットボールに触れる初心者から経験者まで、子どもたちひとりひとりに声をかけ熱心にアドバイスを授けると、日本を代表する、そして世界を知るトッププレーヤーたちの言葉に子どもたちもあるときは真剣に、あるときは笑顔で応えていた。またレッスンの最後には、子どもたちが3選手をリーダーとする3つのグループに分かれてのチームゲームも行われ大いに盛り上がった。

 



 

 「(バスケ初心者から経験者まで)みんなとても上手なのでビックリしました」(吉田)、「(今の状況下でも)バスケを通して体を動かして、これからも頑張ってください」(比江島)、「大好きなバスケットをこれからも楽しんで、上手になるために練習して頑張ってください。バスケットをこれからみんなでいっしょに盛り上げていきましょう」(田臥)。


子どもたちに、3選手からそれぞれの言葉が送られレッスンは終了した。

 

 

☆本日収録の吉田亜沙美選手へのインタビューを近日公開予定です。

 

 

 「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」は、ナイキジャパングループ合同会社と三井不動産レジデンシャル株式会社との共同による施設で、2021年9月20日(月・祝)までの期間限定オープンとなっている。「楽しく刺激的な体験の創出」を目指したという鮮やかなパークのデザインはナイキによるもの。同社は、子どもから大人まで、スポーツの経験やスキル、障がいの有無に関係なく、遊び心をもってスポーツに参加できる場を提供することで、“スポーツの日常化”という課題に取り組んでいくという。

 

 同施設は6つのエリアで構成されており、それぞれのエリアで様々なスポーツを楽しむことができる。そして、各エリアはナイキの歴史を象徴する6つシューズからインスピレーションを得たデザインをグラフィックで表現している。

 

 

 その中で3×3のバスケットコートのデザインは、1990年代を「世界中に羽ばたく」と題し、時代を築いた1足“エア レイド”からインスピレーションを得ているという。


1990年代、バスケットボールの人気が世界中に広がり、野外のコートも増える中、日本でもナイキが原宿に3人制ゲーム用のコート「NIKE HOOP-TOWN」を作るなど、その流行の先端を走っていた。ナイキのデザイナー、ティンカー・ハットフィールドは、アウトドアコートでプレーする人たちに向けてシューズをデザインしようと考え、野外に対応する頑丈さと、バスケットボーラーにも、スニーカーヘッズにも愛されるスタイルを兼ね備えたシューズを創作した。それが“エア レイド”だったのだ。

 

 

 そんな、歴史を彩ったシューズに思いを馳せつつ、この「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」を散策してみるのも楽しそうだ。

 



 

「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」
<利用方法>
NIKEアプリからの事前登録制。
※一般開放日(主催・運営:三井不動産レジデンシャル)は当日利用も可能。(受付にてNIKE アプリから登録)
※一般開放日、年齢による注意事項などの詳細に関しては下記アドレスにて確認のこと。
https://tokyo-sp.com/how-to-use

 

(月刊バスケットボール)



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