月バスTOPICS

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2020/07/09

【好評連載中!】『今週の1枚』 ~月刊バスケットボール編集部が過去に掲載してきた写真の中から1枚を厳選。当時の出来事や選手たちの活躍ぶりを振り返る(43)~

 このコーナーでは、今まで月バスが掲載してきた写真の中から、編集部が独自の感覚で1枚をピックアップ。その当時の記事をもとに、選手たちの活躍ぶりを振り返ります。 

 今週はこの1枚を紹介!

 

全国高校ブロック別選抜チーム集中合宿

可能性に向けてジャンプ!

(1982年3月号)

 

 

"どんな小さな大会であっても、高校生のゲームは面白い”という声をよく耳にする。

 

 それは、成長期のまっただ中にある高校生が、バスケットボールにおいても技術的、精神的進歩が目に見えて向上する時期であるからだろう。ゆえに、今回のように、3日間で6試合というハード・スケジュールも何なく消化し、かつ、それぞれが進歩の跡を見せたことは、当然の結果であったともいえよう。

 しかし、ここで不可欠なものは進歩に導くに至る指導方法である。

 ジュニア強化とナショナル・タレントの発掘という主旨で、門戸が開かれ、チャンスが与えられたことはそれ自体が大きな意義をもつが、そのチャンスをどう生かしていくかが、次回からの課題である。

 

 今回は、総当たりのリーグ戦を行い、ゲームを主体に協会のジュニア強化委員を中心として各ブロックをチェックする方法がなされた。それによって前途したように、ある程度の成果は出たようであるが、「ゲームに勝つことにポイントを置いたらよいのか、選手を伸ばす方にポイントを置くべきか」で戸惑ったブロックもあり、その辺りのジレンマがゲーム形式の合宿ではあるようだ。当然それはチーム編成の問題とかかわってくるが、近畿女子チームでは"ポジションのバランスを考慮”してメンバーを選んできていた。そして、また同チームでは、3人の指導者が、1人2試合ずつヘッドコーチとなり、選手が違った指導を受けられる機会を作っていたのも興味深い。

 

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 冒頭の"高校生のゲームは面白い”という言葉は、可能性を秘めた選手たちのゲームだからであり、逆に言えば、その可能性を最大限に伸ばすのも、蕾のままで終わらせるのも指導者の手腕にあると言えよう。その意味で、この合宿の成果が各ブロック別指導者から全国の高校生指導者に伝わるような形になることを望みたい。

 

 来週もお楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)

 


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