月バスTOPICS

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2020/05/07

【好評連載中!】夢の対決! ワールド4 『今週の1枚』 ~月刊バスケットボール編集部が過去に掲載してきた写真の中から1枚を厳選。当時の出来事や選手たちの活躍ぶりを振り返る(34)~

 このコーナーでは、今まで月バスが掲載してきた写真の中から、編集部が独自の感覚で1枚をピックアップ。その当時の記事をもとに、選手たちの活躍ぶりを振り返ります。 

 今週はこの1枚を紹介!

 

 JAPAN★USA★USSR★CHINA 女子バスケットボール4か国対抗試合

 夢の対決! ワールド4

 

(1976年7月号)

 

 

 アッという間に世界の強豪に

 

 ソ連女子が長年かかって築き上げた世界最強の座をくつがえす一番手は、米国をおいて考えられない。バスケットボールの発祥国、米国では初期には男子と同様に女子もプレーしたという記録もあるが、モントリオール五輪の直前まで指導者はいうに及ばず、一般のファンも大した関心を示さなかった。

 

 米国のスタイルはソ連のような整然とした連携プレーやフォーメーションはないように見られるが、ところが大違いで、個人の持っている才能を優先させ、その上に攻守の連携プレーをしっかりやっている。何よりも能力のある個人(選手)がいて、それらが力の限りを発揮し、及ばなければ側面からバックアップする考え方が強いと言える。読者もご存知のとおり、米国男子は水準が高く、高指導者が多く女子のレベルアップにも事欠かない。またその人数も豊富という土壌を持っているだけに、モントリオール後には一般の関心も高まり、男子のアトラクションの地位から独立し、専門誌や新聞でも女子大学の欄を新設しているぐらいだ。

 

 ソ連の項で基礎技術の周知徹底されていることを述べたが、その点では米国も甲乙つけがたい。けっしてしなやかさに富んでいるわけではないが、ひとつひとつのプレーをキチンと各自が責任をもって消化し、ストップ・アンドゴーの切り替え、ハンドリング、シューティングはいうまでもなく、男子ゆずりのブロックアウト、スクリーンやスイッチプレーなどみごとだ。まだソ連を倒すまでの力はないだろうが、その可能性を秘めている。

 

 米ソ連はそのタイプこそ違え、どちらに軍配が上がるにしろ見所いっぱいの好勝負になりそうだ。

 

 日中両国は米ソと比べると若干力が落ちる。体力的ばかりか基礎技術、競技への解釈などでだ。

 よほどの強化合宿で技を磨き、気をひとつにしなければ大敗となりような気配だ。前回以上に4か国対抗となれば相手も本腰を入れてくるに相違いないのだから・・・。

 

 来週もお楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)

 


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