月刊バスケットボール5月号

大学

2019.12.12

【インカレ2019 PICK UP PLAYER】#2中川 綸(白鷗大/4年)

『俺がやってやろう』という

4年生の意地を見せることができた

 

 男子インカレ2回戦、関東リーグで1勝1敗であった白鷗大と神奈川大が再び激突。その試合でチーム最多21得点を挙げ、勝利へ大きく貢献した白鷗大のキャプテン#2中川綸へインタビューを行った。

 

 

 

中川 綸

(白鷗大/175cm/4年/東海大付相模高)

 

――試合を振り返っていかがですか。

「(組み合わせを見て)神奈川大と対戦する可能性があるということは分かっていたので、1、2週間前から神奈川大の小酒部泰暉選手の対策を準備してきて、その成果が結果につながったと思います」

 

――今年の関東大学リーグ戦では、神奈川大と1勝1敗でした。

「1戦目は、たまたま自分たちが終盤に調子が上がってきて逆転できた試合で、2戦目は完全に相手のリズムで試合が進んで負けてしまったので、僕たちの中では1戦目も2戦目も負けているという意識でした。だから、『インカレでは絶対に勝とう』とチームへ話して試合に挑みました」

 

――ご自身のプレーはいかがでしたか。

「普段は自分から攻めるタイプではないのですが、今回の試合ではいつも点を取ってくれる選手の調子が悪かったので、『俺がやってやろう』という気持ちで、4年生の意地みたいなものをプレーにつなげることができたので良かったです」

 

――最後に、準々決勝となる青山学院大戦へ向けて、意気込みをお願いします!

「青山学院大はチーム自体も歴史があるチームですし、簡単には勝たせてくれないと思います。でも自分たちは優勝を狙ってチームなので、その試合は最後なのではなく、通過点にしかすぎません。チームでしっかり勝ち切って日本一になりたいです」

 

 

(月刊バスケットボール)



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