月刊バスケットボール6月号

大学

2019.12.08

【インカレ2019女子展望】関東リーグ1位の東京医療保健大が連覇となるか!? リベンジに燃える愛知学泉大、白鷗大にも注目!

 

東京医療保健大#18藤本愛妃

 

 今大会で注目したいのは、関東リーグ1位の東京医療保健大と2位の白鷗大の「関東2強」だ。インカレ連覇が懸かる東京医療保健大は、#18藤本愛妃や#14岡田英里、#13平末明日香など昨年の優勝メンバーが多く残る。チームの全員がそれぞれの役割にプライドを持ち、最高の準備をしてインカレに臨んでくるだろう。

 

白鷗大#14佐坂樹

 

 一方、白鷗大も#4軸丸ひかるや#14佐坂樹など下級生の頃からチームを支えてきたメンバーが最終学年となり、勝負の年を迎えた。特にキャプテンの軸丸は、2016年に白鷗大が日本一になった際はケガによりコートに立つことはできず、「うれしかったけど、悔しかった」と話す。そして、「チームを日本一へ導くことができるのは、自分だと思っています」と並々ならぬ思いを秘めて、ラストイヤーに懸ける。

 

 AブロックとCブロックは、この2チームを中心に戦いが繰り広げられるだろう。

 

拓殖大#23バイクンバ・ディヤサン

 

 続いてBブロックは、関東リーグ3位の拓殖大と4位の筑波大、関西リーグ2位の大体大、東海リーグ2位の名古屋経大など各地区の上位チームが集まるため、混戦が予想される。特に、関東リーグで得点王に輝いた#23クンバが攻防の軸となる拓殖大に対し、それぞれのチームがどのような戦い方を見せてくれるのかにも注目したい。

 

愛知学泉大#15髙橋華菜

 

 そしてDブロックは、昨年準優勝の愛知学泉大に注目。10月の茨城国体では愛知県代表として愛知学泉大が中心となるメンバーで成年女子の部へ出場。決勝では山形県との激戦を制し、優勝を果たした。今大会は昨年の悔しさを晴らしたいところだが、DブロックにはA代表での経験がある#33中田珠未率いる早稲田大や、運動量豊富な日体大や松蔭大など勢いに乗ると止まらないチームも多いため、序盤から気が抜けない戦いとなりそうだ。

 

 

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(月刊バスケットボール)



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