月刊バスケットボール5月号

天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドの組み合わせが決定!

 来年1月9~12日にさいたまスーパーアリーナで開催される天皇杯・皇后杯全日本選手権ファイナルラウンド。12月5日、その組み合わせ抽選が都内で行われた。

 

 抽選ドロワーの大役を任されたのは、自身も中・高バスケットボール部だったという『三代目 J SOUL BROTHERS』の山下健二郎氏。川崎の篠山竜青、JX-ENEOSの渡嘉敷来夢も登壇し、三屋裕子JBA会長とともに抽選を見守った。

 

 

 天皇杯(男子)は、前回大会で3連覇を果たした千葉ジェッツが2次ラウンドで敗退したため、8クラブともフリー抽選となった。篠山の所属する川崎は、いきなり初戦(準々決勝)でA東京と激突することに。12月5日現在、川崎は13勝3敗、A東京は12勝4敗とそれぞれ高い勝率をキープ。それぞれ日本代表選手も多く擁するクラブ同士、初日からハイレベルな熱戦を繰り広げるだろう。「一発勝負なのでそこの怖さはありますし、トーナメント独特の緊張感はレギュラーシーズンにはないもの。しっかり切り替えて戦いたいです」と篠山。

 

 

 また、渡嘉敷所属のJX-ENEOSは、前回大会優勝チームとして自動的に組み合わせの一番右に入り、組み合わせの結果、初戦はアイシンAWとの対戦に。前回大会同様、勝ち上がれば3日間、徐々に試合開始時間が早まる(19:00、13:30、11:00)タフなスケジュールだが、絶対的女王として大会7連覇の偉業を目指す。渡嘉敷は「一戦一戦、戦っていくことが大事だと思うので、相手がどこであろうとJX-ENEOSのチームディフェンスから走るバスケットを展開できるようにしたいです。令和初の皇后杯を取りに行きたいと思います」と意気込んでいた。

 

 

 

(月刊バスケットボール)



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