中学(U15)

2019.08.25

【第49回全中】月バス PICK UP PLAYER 8.24/#17堀内桜花(京都精華学園)

 

 決勝トーナメントがスタートした2日目に一際大きな注目を集めたのが、前年優勝の八王子一(東京)と京都精華学園(京都)の一戦。前日の予選リーグでも対戦している両校だが、その際は京都精華が23点差の大勝だった。

 

 トーナメントの2回戦は会場からあふれんばかりの観客が見守る中、お互い一歩も引かないクロスゲームの末に八王子一が勝利。敗れはしたが、大観衆の前で激闘を演じることができた立役者こそ、京都精華の2年生ガード#17堀内桜花だ。持ち味のスピードを生かしたドライブインで八王子一のディフェンスを幾度となくかく乱。さらに#18ウチェ、#15ジェシカら留学生への独創性あふれるアシストパスから多くのチャンスを演出した。

 

 ただ、得意のドライブを仕掛けすぎるあまり、そこから手詰まりになる場面があったことも事実で、それは本人も認めるところ。試合後には「予選リーグの勝利で『今日も勝てるんじゃないか』という気の緩みができました。相手に対策をされてしまうと今日のように止められてしまうし、まだまだ外からのシュート精度も低いです。どんなに研究されてもそれを跳ね返して活躍できるような選手になりたい」とさらなるステップアップを誓った。

 

 

(月刊バスケットボール)



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