【茨城国体2019/少年女子レポート_決勝】#8朝比奈あずさを起点に勝負所でシュートを決め切った愛知が2年連続21回目の優勝!
10月4日から、茨城県水戸市で開催された「いきいき茨城ゆめ国体2019」。最終日となった8日は、連覇を狙う愛知と34年ぶりの優勝を目指す大阪の決勝戦を迎えた。
愛知の攻撃の起点となる#8朝比奈あずさ(桜花学園高)を徹底的にマークする大阪に対し、愛知は#4平下結貴や#12伊波美空(ともに桜花学園高)らが積極的に攻撃を仕掛けて得点を重ねていく。一方、大阪は#7木下風奏(大阪薫英女学院高)がペイントエリアでの1対1やリバウンドなど、インサイドで奮闘。さらに、#12宮城楽子(大阪薫英女学院高)が果敢にゴールへアタックして対抗したが、スティールからの得点をしっかり決めた愛知が32-24でリードして前半を終了した。
大阪のインサイドを支えた#7木下
後半に突入すると、逆転を試みたい大阪は1-2-1-1のプレスを仕掛け、4連続得点を奪い、一気に同点に追い付いた。しかしタイムアウト後、「強気でゴールに向かって攻めることができた」と話す朝比奈がゴール下シュートを決め、愛知は落ち着きを取り戻す。その後も前から激しいプレッシャーで流れを呼び込もうとする大阪だったが、平下のバスカンやチームファールでのフリースローをしっかり決めた愛知が62-56で2年連続の21回目の優勝に輝いた。
試合を重ねるごとにマークが厳しくなってきた朝比奈だが、決勝ではチームハイの17得点を獲得
今年から出場年齢基準が変更となった国体で、各チームはどのようにしてチームづくりを行ってきたのか、そして大会で気になった選手のインタービューは、10月25日発売『月刊バスケットボール12月号』に掲載!
最終結果は、下記のとおり。
◎成年女子 優勝 愛知
準優勝 山形
3位 和歌山、滋賀
◎少年女子 優勝 愛知
準優勝 大阪
3位 宮崎、栃木
(月刊バスケットボール)