【新企画】今週の1枚 ~月刊バスケットボール編集部が過去に掲載してきた写真の中から1枚を厳選。当時の出来事や選手たちの活躍ぶりを振り返る(2)~

 毎週月曜日にお届けする新コーナー、『今週の1枚』。

 

 このコーナーでは、今まで月バスが掲載してきた写真の中から、編集部が独自の感覚で1枚をピックアップ。その当時の出来事や、選手たちの活躍ぶりを振り返ります。

 

 今週はこの1枚を紹介!

 

 河村勇輝(福岡第一) ※写真は柳井スポーツ少年団時代

 

 

 8月2日に閉幕した『南部九州インターハイ2019』。男子は、福岡第一(福岡)が圧倒的な強さを見せて3年ぶりの優勝を果たした。

 

 その強豪チームの司令塔を務めるのが、河村勇輝だ。昨年の国体やウインターカップでは、2年生ながらも全国優勝の立役者となり、U16やU18日本代表としても世界を経験している。これは、河村のミニバス時代の写真だ。

 

 河村は小学校2年生のときに、柳井スポーツ少年団へ入団した。最初はコートの端で、ひたすらドリブルなどの基礎練習を行っていたとのこと。だが、すぐに出場機会を勝ち取り、4年生でスタメンの司令塔に抜てきされた。その頃、ある試合での悔しい敗戦をきっかけに、『毎日500本イン』のシューティングが日課になった。

 

 6年生になるころにはチームのエースへと成長し、県内無敗の成績で全国出場を決める。全国大会では、河村のバスカンが決勝点となり、1点差で全国優勝を果たしたのであった。今も変わらぬ練習熱心な河村には、ミニバス時代の貴重な体験が結び付いている。

 

 そして彼は言う。

 

「バスケットボールを好きじゃなかったら、練習にも身が入らなかったと思います。好きになることが1番です」

 

【ミニバスケットボール2019~河村勇輝の育て方~】

 

「河村選手のようなプレーヤーになりたい!」「河村選手をもっと知りたい!」と思っている読者の皆さん、ぜひ一度『ミニバスケットボール2019』を読んでみてください!

 

『ミニバスケットボール2019』

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 来週もお楽しみに!

 

(月刊バスケットボール)

 



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