【インターハイ2019】月バス PICK UP GAME 7.29/明星学園(東京)vs.大阪薫英女学院
後半にリズムを掴んだ
大阪薫英女学院が明星学園を下す!
体を張ったプレーでチームを支えた#6塩谷心海(大阪薫英女学院)
7月29日からはシード校が登場。第2シードから臨む大阪薫英女学院は、明星学園(東京)のゾーンに苦しみながらも後半にリズムを掴み55‐50で勝利した。
前半はお互いに堅実なディフェンスで一進一退の攻防が続き、2Q終盤に#11新井ありさや#77梶井里緒菜らがドライブからシュートを決めた明星学園が28‐24でリードして後半戦へ。
試合が動いたのは3Q序盤。この試合で5本の3Pシュートを決めた薫英の#5福田希望が苦しい場面で3Pシュートを沈め、流れは薫英へ。だが、明星学園も簡単に譲らずプレッシャーディフェンスからミスを誘い、得点を重ねる。
要所でシュートを決めた#96大塚羽未(明星学園)
その後も激しい攻防が続いたが、最後は#7中村真湖が3Pシュートを決めて落ち着きを取り戻した大阪薫英女学院が55‐50で逃げ切った。
明星学園の椎名眞一コーチは、「全員が『自分がシュートを決めるんだ』という気持ちが強過ぎて、チームとしてではなく、個人プレーが多くなってしまいました。みんながバラバラにプレーをしてしまっているときに、ゲームをコントロールしてまとめてくれる選手が出てきてくれれば…」と敗因を話す。
一方の大阪薫英女学院の安藤香織コーチは、「前半は足が止まってしまっていたと思います。次の試合では、今回なかなか調子の上がらなかった選手たちが躍動してくれると思います」とコメント。
ベスト8を懸けた今日の相手は、高知中央だ。
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(月刊バスケットボール)