【インターハイ2019】月バス PICK UP PLAYER 7.28/#1松尾海我、#77松尾河秋(尽誠学園)

尽誠学園(香川)#1松尾海我、#77松尾河秋

 

 

 7月28日から、サンアリーナせんだい、いちき串木野市総合体育館、鹿児島市吉田文化体育センターの3会場で開催されている『南部九州インターハイ2019』。月刊バスケットボールでは、特に活躍の光った選手たちを毎日ピックアップしていく。

 

 いちき串木野市総合体育館で行われた男子1回戦では、桐光学園(神奈川)と尽誠学園(香川)の試合が行われた。その試合はリバウンドから流れを作った桐光学園が2回戦へと進出。

 

 初戦突破とはならなかった尽誠学園だが、チームのスタメン平均身長が180.6㎝と、男子の中で最もサイズが小さく、相手の高さに苦戦しながらも持ち前のスピードを武器に最後まで粘り強さを見せた。そのチームの中心となるのが#1松尾海我(かいが)と、弟の#77河秋(がしゅう)だ。

 

キャプテンとしてチームを引っ張った#1松尾海我(尽誠学園)

 

 兄の海我は、3Pシュートやドライブを得意とする選手で、チームが苦しいときに点を取れる選手。また、キャプテンも務めているため、「自分たちのチームは『声を出すこと』を一生懸命取り組んできました。ベンチもしっかり声が出せていたと思います。ただ、もっと自分たちでゲーム流れを把握して、変えることができるようにしていかないといけないと思いました」と、試合後のチーム分析も欠かさない。

 

 また、弟の河秋は中学3年生の頃から左膝のケガに苦しみ、最近やっと復帰したばかり。まだコンディションは十分ではないが、キレのある1対1や速攻で先頭を走るなど、すでにチームにとって欠かせない存在だ。

 

2年生ながらチームに欠かせない存在の弟#77河秋

 

「交代選手としてコートに立った時に、リバウンドなど自分のできることを少しずつ出せたと思います。でも、まだまだこれからです」と自身のプレーを振り返った河秋。今後のさらなる飛躍を誓っている。

 

 悔しくも1回戦敗退となった尽誠学園だが、「まだまだこれから」と話す2人のプレーがかみ合ってくれば、チームとしてもさらに成長していくだろう。

 

 

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(月刊バスケットボール)



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