【関東高校大会2019】女子注目選手(古木梨子〈アレセイア湘南〉、沖 咲月〈埼玉栄〉、三田七南〈昭和学院〉)
第73回関東高校女子選手権大会が、6月8、9日に茨城県の日立市池の川さくらアリーナにて開催される。ここでは活躍が期待される女子注目選手を紹介!
★古木 梨子
(アレセイア湘南⑮/3年/157cm)
部員僅か7人で関東新人優勝を果たしたアレセイア湘南において、司令塔を務めたのが古木。155cmと小柄ながら、無尽蔵のスタミナでコートを縦横無尽に走り回り、攻防に渡って存在感を発揮する。リバウンドやルーズボールなど、ボールに食らい付く執着心も魅力だ。熊谷萌那や高杉真央ら、得点力のある選手が気持ち良くプレーするためにも、パスを供給しながら冷静にゲームメイクする古木の活躍は不可欠と言えるだろう。
★沖 咲月
(埼玉栄⓪/3年/168cm)
関東新人大会で準優勝の躍進を遂げた埼玉栄。その原動力の一人となったのが、ガードの沖だ。1年生の頃から主力として経験を積んできた沖は、外角シュートで得点を量産したかと思えば、力強いドライブでフリースローをもらい、ディフェンスが集中すれば周りにアシストをさばくなど攻撃の起点となれる選手。最上級生として迎える今大会、新人戦に続く決勝進出、そしてそれ以上の高みへと、仲間を引っ張りたいところだ。
★三田 七南
(昭和学院⑧/2年/177cm)
跳躍力とタイミングの読みに優れ、豪快な飛び込みリバウンドやブロックショットで仲間を勢い付ける三田。177cmの長身ながら、柔らかな3Pシュートも決められるオールラウンドなプレースタイルを誇り、豊かな将来性を感じさせる。昨年のルーキーイヤーからスタメンを任され、主力の一員としてウインターカップ3位などの貴重な経験を積んできた。2年生になった今年、試合を重ねながらさらなる進化を遂げられるか注目だ。
(月刊バスケットボール)