月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2019.02.03

月バスSet Play of the Week(66)シクサーズ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   ジミー・バトラーの加入でステップアップしたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。このラインナップは1Q終盤にPGのベン・シモンズをフォワードで起用したときのもの。211cmのセンターが3Pシュートを放つシュート力も魅力の一つだ。
ジミー・バトラーの加入でステップアップしたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。このラインナップは1Q終盤にPGのベン・シモンズをフォワードで起用したときのもの。211cmのセンターが3Pシュートを放つシュート力も魅力の一つだ。   【ラインナップ】 ①(PG)ランドリー・シャメット ②(SG)シェイク・ミルトン ③(SG)コーリー・ブリュワー ④(SF)ベン・シモンズ ⑤(C)マイク・マスカーラ  

[A-1] ①がボールキャリー、②と③は両コーナーに広がり、④はウイングの少し離れた位置、⑤はボールサイドのローポストから始まるプレー。 ①に合わせて⑤はスプリントでフラットスクリーン。ほとんど止まらずにトップへポップする。インターチェンジの要領でプレーヤーが入れ替わることで、ディフェンスがスイッチ。⑤がそのまま3Pシュートを決めた。 そのとき、④は全力でX3へダウンスクリーン。⑤がシュートできない場合には左コーナーがオープンになり、⑤から④へのハイローも可能になる。シュート力はあるが全体的にサイズの小さいチームにもお勧めのプレーだ。  

  ※『月刊バスケットボール3月号』では、レブロン・ジェームズ率いるロサンゼルス・レイカーズのさまざまなセットプレーを紹介!   (月刊バスケットボール)

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