月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2019.02.24

月バスSet Play of the Week(69)チームヤニス

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   NBAオールスターのヤニス・アデドクンボ(ミルウォーキー・バックス)率いるチームヤニスのプレー。アトランタ・ホークス時代に続いて2回目の選出となったマイク・ブーデンホルザー(バックス)ヘッドコーチがデザインしたタイムアウト明けのクイックヒッターを解説しよう。
NBAオールスターのヤニス・アデドクンボ(ミルウォーキー・バックス)率いるチームヤニスのプレー。アトランタ・ホークス時代に続いて2回目の選出となったマイク・ブーデンホルザー(バックス)ヘッドコーチがデザインしたタイムアウト明けのクイックヒッターを解説しよう。   【ラインナップ】 ①(PG)ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) ②(PG)ケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ) ③(PF)ブレイク・グリフィン(デトロイト・ピストンズ) ④(PF)ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ) ⑤(PF)ヤニス・アデドクンボ(ミルウォーキー・バックス)  

[A-1] ②は左ウイング、③が右コーナー、⑤は右ショートコーナーに立ち、①がボールキャリーし、インバウンズした④が入ってくるところからスタート。 ⑤は①へボールスクリーンに行くような形で、そのままゴール方向へカット。同時に④は右コーナーへカットし、③のダウンスクリーンを使って3Pシュートを放つ。 シンプルなプレーだが、①のボールキャリーと、⑤・④のカット、③のスクリーンという全てのタイミングが合わないとシュートできないプレー。寄せ集めチームのオールスターで簡単にできてしまうところが、世界最高峰と言われる集団の証しだ。   ※『月刊バスケットボール4月号』では、シュート力に定評があり、現在好調のデンバー・ナゲッツのさまざまなセットプレーを紹介!   (月刊バスケットボール)

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