月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2019.01.05

【U15 JCBG】Pick Up Team/フロンティアスピリッツ(大阪)

1月4日から始まった“第7回U15ジャパンクラブバスケットボールゲーム(旧全国ジュニアバスケットボール)”も2日目に入り、東海市民体育館とスカイホール豊田(愛知)で決勝トーナメントがスタートした。

フロンティアスピリッツ躍進のカギを握る#5堀   1月4日から始まった“第7回U15ジャパンクラブバスケットボールゲーム(旧全国ジュニアバスケットボール)”も2日目に入り、東海市民体育館とスカイホール豊田(愛知)で決勝トーナメントがスタートした。   男子決勝トーナメント進出チームのフロンティアスピリッツ(以下、FS)は、スターターに#5堀(185cm)、#17星野(190cm)、#99倉ノ下(190cm)と185cm以上が3人という大きなラインナップだ。   特に、近畿ジュニアクラブ選手権で優勝した際のMVPである堀は「チームのキーマン」(原コーチ)で、アウトサイドシュートやドライブ、アシストと何でもこなせるオールラウンダー。1回戦のガウチョーズ(埼玉)戦を71-58、2回戦のB-ROCKS(福岡)戦を55-51で下してベスト4入りする原動力となった。   また、FSは8人程度のプレーヤーで、対戦相手や状況に応じて臨機応変な構成で臨むことができるのも強みだ。   「夏の月バスカップや近畿大会では、選手の誰かが欠けている状況で、やりたいゲームができませんでしたが、ようやくそろいました。 サイズの大きいチームですが、それに頼るのではなく、アウトサイドからのプレーを仕掛けることができるのはチームの強みだと思っています。また地味な部分ですが、#97西本や45西野、#0溝渕らのディフェンスも勝利に貢献しています。 全国に向けてはフルコートのディフェンスに対してのパッシング練習にも力を入れてきました」と、原コーチは手応え十分の様子。   今大会の収穫を含めて、攻防で充実し、精度が上がってきたFSはフルメンバーで準決勝に挑む。   (月刊バスケットボール)

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