現在、イースタンカンファレンスで首位を走るミルウォーキー・バックス。エースのヤニス・アデドクンボを筆頭に、新加入したニコラ・ミロティッチなど、サイズがあって3Pシュートを放つことができるプレーヤーが多いのが特徴だ。今回は、その中から相手の意表を突いたセットプレーを解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)マルコム・ブログドン
②(SG)エリック・ブレッドソー
③(SF)クリス・ミドルトン
④(PF)アーサン・イリヤソバ
⑤(C)ブルック・ロペス

[A-1]
③と⑤が左右コーナー、②が左ウイング、①がボールキャリー、④がトレーラーで走ってくるところから始まる。④は右コーナーへそのままカットし、⑤はボールサイドのハイポストにフラッシュし、①からのパスをレシーブ。

[A-2]
①は⑤とハンドオフの要領でカットするが、ボールレシーブせずにダウンスクリーンをセット。④はそのスクリーンを使わず、バックドアカットのようにゴール下へ。①はすぐに折り返して、⑤からハンドオフパスをレシーブする。〈
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