月刊バスケットボール5月号

【ウインターカップ2018】インタビュー:吉田竜丸(東山⑤・3年)/「京都に来て良かったです!」

 ウインターカップ第3日(12月25日)、男子で福岡第一(福岡)と対戦した東山(京都)は54-83で東山が敗れ、2回戦で姿を消した。
 

チームトップの16得点を挙げた東山#5吉田      ウインターカップ第3日(12月25日)、男子で福岡第一(福岡)と対戦した東山(京都)は54-83で東山が敗れ、2回戦で姿を消した。    福岡県西福岡中出身の東山⑤吉田は、この日の対戦相手の福岡第一には後輩もいた。だが、結果は完敗。何としても負けられない一戦を終えて、吉田が語ったこととは。     ――福岡第一が相手ということで、力が入ってしまった部分はありましたか?   「1Qの出だしにつまずいたとき、『自分がやらなければ!』」と思って何回かミスしてしまいました。ただ、そこから立て直すことはできたと思います」   ――最後の最後まで果敢にリングにアタックしていましたね。   「いつもディフェンスを頑張って、オフェンスではバランスを取ったりしていました。でも、今日は点差が開いてしまったので、最後ぐらいは自分でやってやろうと思ってリングに向かいました」   ――最後のフリースローでは涙ぐんでいましたが、どういう心境でしたか?   「今まで3年間のつらかったり、長かったりしたことを思い出しました。それでも最後はウインターカップのコートに立てたことは良かったと思うと泣いてしまいました」   ――吉田選手自身、どのようなプレーをこのウインターカップで出そうと思っていましたか?   「3年生はそれぞれ役割があります。そして、自分のできることをしっかりやって、下級生には伸び伸びプレーしてもらいたいと思っていました。  僕自身としては、米須がピックプレーしたときにディフェンスが寄るので、空いたスペースに走ってボールをもうらおうと。ただ、そこでシュートではなく、自分たちの強みであるインサイドへパスするなど、中継点としての役割です」   ――3年間、東山でプレーしてきて、成長したと感じる部分はどこですか?   「中学では中田(福岡大附大濠)や小川(福岡第一)がいたので、自分が何をしなくても勝っていくことができました。  福岡を出て京都に来て3年生になった今、下級生を引っ張っていくことを覚えました。そういった意味からも京都へ来て良かったです。大学でもプレーは続けるので、また頑張りたいと思います」     【“ウインターカップ2018全試合100試合配信”バスケットLIVE】 https://ckantan.jp/dm/mob/dm_comfirm.jsp?cmcd=4100065417     (月刊バスケットボール)

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