月刊バスケットボール5月号

大学

2018.12.11

【第70回インカレ】男子1回戦 PICK UP GAME/日本体育大×環太平洋大

    勢いのある両チームの対決は日本体大が快勝!    「第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会」は、本日で2日目。大田区総合体育館で行われた男子1回戦は、昨年と同様に関東勢が順調に勝ち進んでいる。  

   第3試合に行われた今年1部に昇格した日本体育大(関東11位)と初出場の環太平洋大(中国2位)の試合は、両チームともに下級生が主体でスピード感あふれる速い展開が繰り広げられた。 
 

    勢いのある両チームの対決は日本体大が快勝!    「第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会」は、本日で2日目。大田区総合体育館で行われた男子1回戦は、昨年と同様に関東勢が順調に勝ち進んでいる。  

   第3試合に行われた今年1部に昇格した日本体育大(関東11位)と初出場の環太平洋大(中国2位)の試合は、両チームともに下級生が主体でスピード感あふれる速い展開が繰り広げられた。    序盤から流れをつかんだのは日本体大。#3大浦の3Pシュートで先制すると、続いて#64井手(優)の1対1や#24土井のシュートで1Qに33‐17で大幅リードを奪う。  

日本体大#64井手優希    なんとか巻き返したい環太平洋大は#10粟飯原の連続得点で必死に食らい付き、一時は1桁差まで追い付くも日本体大の怒涛の攻撃に苦戦する。  

環太平洋大#10粟飯原 稜    その状態は4Qまで続き、#1嶋田、#33遠藤、#96ディクソンら控えのメンバーとなっても日本体大の勢いは止まることはなく着実に得点を重ねていき、最終スコアは119‐62で快勝。2回戦へと駒を進めた。    勝利した日本体大の藤田監督は、「今シーズンはトランジションの速いバスケットを強化してきました。大事な第1戦は自分たちのペースで試合が進められて良かったです。2Qは相手が楽しんでバスケットをしていて自分たちが落ちていってしましました。そのため、3Qは『今度は自分たちで楽しもう』と声をかけてコートへ送り出しました。相手を楽しませる時間が長いと次は勝てないと思うので、“走るバスケット”で日本体大の脅威を与えられればと思います」と次を見据える。    また、日本体大キャプテンの井手(優)は、「4年生で主力として試合に出ているのは自分だけですが、ベンチで一生懸命応援してくれる仲間の声が聞こえるから1人だとは思わないです。チームの代表として戦い抜くだけです」とコメント。    最後となるインカレで勝負どころでの4年生の意地に期待したいところだ。    4年間の集大成となるインカレはまだ始まったばかり。男女ともに明日からも見逃せない試合が続く。     【“第70回インカレ全試合配信”バスケットLIVE】 https://ckantan.jp/dm/mob/dm_comfirm.jsp?cmcd=4100065144     (月刊バスケットボール)

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