月バスTOPICS

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2018/12/17

FIBA幹部が日本のオリンピック出場に言及! バスケ推進協議会には怒りをあらわに

 FIBAのヴァイス氏はEメールで届いたというこの書面を「傍若無人、慇懃無礼」とし、「同じテーブルで対話するつもりがないなら『黙っていろ!』と言いたい」と語気を強めた。というのも、今回の来日に際し、同席のスコット・ダーウィン氏(タスクフォース・ワーキンググループ)とともにJBICとの会談を申し入れたが、スケジュールが合わないと断られたという。ヴァイス氏はドイツから、ダーウィン氏はオーストラリアからわざわざ来日したにもかかわらずである。    その書面の内容についても、「JBAの運営は貧弱であると書いてありますが、現実は正反対」とJBAが日本バスケットボールの発展に尽力していることを明言。またJBAとBリーグが出資して設立したB.MARKETING(ビーマーケティング)の株主に、民間の電通が名を連ねているのはなぜなのかとの指摘もあったが「FIBAからプロフェッショナルなマーケティング会社と連携するようにアドバイスした」とし、「株式比率も5%であり、問題ない」とむしろ喜ばしい状況であると説明した。さらに2014年12月に、当時FIBA事務総長を務めていたパトリック・バウマン氏(2018年10月に急逝)とともに、「五輪会(JBICの前身団体)」の幹部と面会したことを明かし「彼らの考えはモントオールや東京のオリンピックで止まっているようだった」と振り返った。これから改革をしなければならないというときに「新しいJBAの中で、なんらかの役職に就きたい」と言われ、愕然としたことを覚えているという。    今回の記者会見はFIBAからの要請で開かれた。ヴァイス氏はFIBAを代表し「ポジティブな発展を遂げているJBAに対し、このような誹謗中傷はあり得ないと皆さんにお伝えしたかった」と語ったことからも、現体制への支持とともに、JBICをはじめとする反体制的な動きに対し、警告を発することが目的だったと受け取れる。    JBICの幹部に名を連ねる方々は、選手として、指導者として、日本のバスケットボール界を支えてきた方々である。だからこそFIBAとしても敬意を払い、会談を申し入れたのだろう。それに応えることなく同様の行動が続くようであれば、誹謗中傷のそしりは免れない。そして、日本バスケットボール界の益を損ねかねないのである。   (月刊バスケットボール/飯田康二)
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