月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2018.08.26

月バスSet Play of the Week(43)ウォリアーズ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   今回は、デマーカス・カズンズを加えたゴールデンステイト・ウォリアーズのサイドラインインバウンズプレー(NBAサマーリーグ2018)を解説しよう。
今回は、デマーカス・カズンズを加えたゴールデンステイト・ウォリアーズのサイドラインインバウンズプレー(NBAサマーリーグ2018)を解説しよう。   【ラインナップ】 ※昨シーズンとはラインナップが異なるため省略  

[A-1] ①と②がブロック、④と⑤がエルボーに立つボックスセット。①と④がベースラインと平行にスクリーン。②はボールサイドのコーナーへ、⑤は③からのパスをレシーブする。①と④はアフタースクリーンで、ヘルプサイドのコーナーとウイングへ。  

[A-2] まず、⑤はインバウンズした③とハンドオフするように見せかけ、コーナーへ向かってドリブル。ディフェンスはコーナーにいた②とハンドオフすると思っているところで、⑤はそのままリングへ一直線にドライブ。 2回のハンドオフを使わず、自分のドライブでフィニッシュした。⑤のドリブルでのリズムやスピードの緩急、そして何よりもディフェンスを良く見ている状況判断すばらしさが生んだプレーだ。  

  月刊バスケットボール9月号(7月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、NBAサマーリーグ2018のプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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