月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2018.08.17

【BLG U15 Pick Up Player③】藤井幹太(秋田#4)

BリーグU15チャンピオンシップの決勝トーナメント準々決勝で秋田は栃木に64-65の僅か1点差で敗れ、ベスト4進出はならなかった。

  BリーグU15チャンピオンシップの決勝トーナメント準々決勝で秋田は栃木に64-65の僅か1点差で敗れ、ベスト4進出はならなかった。   U15とはいえ、190㎝台のプレーヤーが数人いる中で、逆にひと際目立つ存在だった秋田#4藤井。大会参加プレーヤー中、15歳としては2番目の低い157㎝だ。だが、その存在感は大きかった。   メリハリのあるプレーでディフェンスを翻弄し、司令塔としてゲームをコントロール。当然、抜群の速さを誇るだけでなく、バウンスパスの使い方もうまいなど、ファンダメンタルがしっかりしているプレーヤーだ。   藤井は「自分のボールハンドリングからのドライブやステップバックからの3Pシュートなどはうまくいきましたが、ピック&ロールでディフェンスがショーしてきた場合の対応がうまくいきませんでした。 小さい分、相手をかわすドリブルなど、スピードの部分では絶対に負けたくありません。ディフェンスでは相手よりも低い姿勢でプレッシャーをかけ続けることを意識してきました。 富樫選手(千葉)のように小さいガードでも得点力があって、周りも使えるような選手になりたいです」と、目を輝かせた。   冷静に自分のプレーを分析でき、明確な目標を持っているところに、彼のすごさとたくましさを感じた(詳細は9月25日発売「月刊バスケットボール11月号」に掲載予定)。   ※詳しくはBリーグ特設ベージへ。 https://www.bleague.jp/u15-championship-2018/   (月刊バスケットボール)

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