月刊バスケットボール5月号

【インターハイ2018/女子決勝 PICK UP GAME】桜花学園×岐阜女

桜花学園が昨年の悔しさを晴らす地元優勝!  

  どのチームにも優勝のチャンスがある大混戦となった今年の女子。    そんな中、決勝へと駒を進めてきたのが桜花学園(東海大会準優勝)と岐阜女(同3位)。奇しくも昨年と同カードとなった。
  桜花学園が昨年の悔しさを晴らす地元優勝!    

   どのチームにも優勝のチャンスがある大混戦となった今年の女子。    そんな中、決勝へと駒を進めてきたのが桜花学園(東海大会準優勝)と岐阜女(同3位)。奇しくも昨年と同カードとなった。    試合開始直後、幸先良いスタートを切ったのは#4坂本のドライブ、#8平下の3Pシュートで5得点を挙げた桜花学園こ。しかし、岐阜女も#6藤田のジャンプシュート、#4池田のドライブですぐに追い付き、主導権を渡さない。  

   その後は、互いに厳しいディフェンスを披露。得点面でもどちらかがリードを奪っても5点差以上は開かない接戦となった。    その均衡が崩れ、僅かに流れが傾いたのは3Q終盤。#9岡本の連続得点で、桜花学園が3Qを終えて51‐41と10点差を付ける。    だが、岐阜女はこのピンチにも池田がドライブに外角シュートにと奮闘。桜花学園の逃げ切りを許さず、しっかりと付いていく。    しかし岐阜女は、他選手の得点が伸びない。逆に各選手がバランス良く得点を挙げた桜花学園が、最後は70‐61で勝利。  

   地元・愛知開催のインターハイで2年ぶりの優勝を果たした。    試合前、岐阜女を「3Pシュートをいかに止めるか」と警戒していた桜花学園・井上コーチ。実際の試合では岐阜女のシューター#9林の3Pシュートを0本に抑え、全体でも決められたのは池田の2本だけ。外角シュートを封じたことで勝利を呼び寄せた。   (月刊バスケットボール)

PICK UP