月刊バスケットボール5月号

【インターハイ2018/女子準決勝 PICK UP GAME】岐阜女×大阪桐蔭

前半のリードを守った岐阜女が決勝へ駒を進める!  

   昨年のウインターカップを制した大阪桐蔭と、昨年のインターハイ女王の岐阜女が激突した一戦。    当時のスターターが全員卒業しメンバーが一新した大阪桐蔭に対し、岐阜女は#4池田、#5木下と2人のスターターが残っている。その決戦の行方は…。
  前半のリードを守った岐阜女が決勝へ駒を進める!  

   昨年のウインターカップを制した大阪桐蔭と、昨年のインターハイ女王の岐阜女が激突した一戦。    当時のスターターが全員卒業しメンバーが一新した大阪桐蔭に対し、岐阜女は#4池田、#5木下と2人のスターターが残っている。その決戦の行方は…。  

   まず流れを掴んだのは岐阜女。ゾーンディフェンスを仕掛ける大阪桐蔭に対し、ドライブや3Pシュートなどで得点。試合開始5分半で9‐0と大きくリードを奪う。    たまらず大阪桐蔭はタイムアウト。その後は落ち着きを取り戻し、#6祢冝、#4田中、#15エドポロらのシュートで追随。1Qを終えて11‐17と岐阜女に食らい付く。  

   その後の2Q、大阪桐蔭は#8中尾がリバウンドに積極的に絡み奮闘したものの、点差を縮めることはできず。前半を18‐27と9点ビハインドで終える。    後半、岐阜女を捉えたい大阪桐蔭だったが、加速したのは岐阜女の方。#9林、⑦#7ダフェらがシュートをねじ込み36‐18と大きくリードする。  

   結局、この点差を縮めることができなかった大阪桐蔭は、最後まで#7金城、交代出場の#10松川らが攻め続けたものの、51‐66で岐阜女の前に敗れた。    この試合を「シュートが入っていたら…。ディフェンスは(前半を)27点に抑えることができましたが、オフェンスでは岐阜女子さんのディフェンスに逃げながらシュートだとか、そういうところで点が伸びなかったですね」と振り返った大阪桐蔭・森田コーチ。それでも「一戦、一戦力を付けていき、これは次につながると思います」と収穫も多く、一枠を争うウインターカップ大阪府予選に向けて弾みをつける大会をなったようだ。    一方、勝った岐阜女は、決勝で連覇を懸けて昨年同様に桜花学園と対戦する。岐阜女の連覇か、桜花学園が地元開催で2年ぶりの優勝を果たすのか。注目のティップオフは14時から。  

  (月刊バスケットボール)

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