月刊バスケットボール5月号

“男子日本代表国際強化試合2018” ファジーカス、八村らが躍動した日本が韓国に勝利!

ワールドカップ1次予選突破に向けて活動中の男子日本代表が6月15日、韓国代表との国際 強化試合を行った。
 

後半には豪快なリバウンドダンクで会場を沸かせた八村は17得点をマーク   ワールドカップ1次予選突破に向けて活動中の男子日本代表が6月15日、韓国代表との国際強化試合を行った。   この試合は何といっても新加入の選手たち。特にNCAAのディビジョン1で活躍する#21八村塁、帰化選手となったBリーグ・川崎の#30ニック・ファジーカスが加わった初の試合ということで、どのようなプレーを発揮するのかに注目が集まった。   1Q、韓国が先に速い攻撃で主導権を握るが、日本は新加入の2人が奮闘。じりじりと点差を縮めていくと、終盤にはフリースローで着実に加点し逆転に成功する。そのまま1Qは27-20とリードして終えた日本。2Qでも激しいディフェンスで韓国の得点を抑えると、攻めては#15竹内やファジーカスらがリバウンドから得点を挙げ、前半は49-38と11点差を付けて終了した。  

28得点、13リバウンドとインサイドで強さを発揮したファジーカス   後半も序盤は日本ペース。しかし3Q終盤、日本の得点が思うように伸びない中、韓国は外角シュートやリバウンドからシュートでコツコツと得点を重ねる。3Q終了時には67-62と日本のリードは僅か5点となった。   それでも、4Qで韓国の攻撃をしのいだ日本。残り5分6秒には#51古川の3Pシュートのバスケットカウントで83-70と再びリードを広げると、リードを守り切り、最後は88-80で勝利した。   「試合開始から5分間は韓国にリードを取られましたが、それ以降は我々が試合を支配しました。ディフェンスもしっかりできてリバウンドも取れてそれがファーストブレイクの得点につながっていた。試合を支配して勝利した、いい内容でした」と、試合の感想を語ったラマスヘッドコーチ。   日本は次戦、17日に仙台で同じく韓国を相手に試合を行う。   (月刊バスケットボール)

PICK UP