月バスSet Play of the Week(23)ペリカンズ
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。 4月17日(日本時間18日)に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ(@モーダ・センター)のプレーオフ1回戦のゲーム2。6位のペリカンズが3位のブレイザーズから2勝目を挙げたゲームの中からハーフコートセットを解説しよう。 【ラインナップ】 ①ラジョン・ロンド(PG) ②ドリュー・ホリデー(SG) ③イートワン・モア(SF) ④ダリアス・ミラー(PF) ⑤アンソニー・デイビス(C)
[A-1] ①が左サイドでボールキャリーし、⑤と②はトップ、③が右コーナー、④が右ウイングから始まるオフェンス。 ⑤は②のバックスクリーンを使ってゴール方向へカット。チャンスがあれば、そのまま①からボールをレシーブしてシュートを狙う。入らなかった場合、⑤がポップし、①は⑤へパスをする。
[A-2] ①はパスしたら⑤へピックスクリーンをセット。②はクリアし、④は③へダウンスクリーンを仕掛ける。⑤は①のスクリーンを使ってドライブ。シュートを狙うことができなかった⑤は①へパスバック。[A-3] ⑤はダックインし、①は⑤へパスフィード。⑤はパワープレーでシュートを狙う。 ⑤(デイビス)を中心に組み立てたペリカンズらしいオフェンスである。
月刊バスケットボール6月号(4月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、ボストン・セルティックスのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう! (月刊バスケットボール)