月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.05.27

月バスSet Play of the Week(29)ロケッツ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   5月22日(日本時間23日)に行われたヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ(@オラクル・アリーナ)で行われたプレーオフカンファレンスファイナル第4戦(4Q残り6:13/82-84)から、ロケッツの逆転3Pシュートを解説しよう。
5月22日(日本時間23日)に行われたヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ(@オラクル・アリーナ)で行われたプレーオフカンファレンスファイナル第4戦(4Q残り6:13/82-84)から、ロケッツの逆転3Pシュートを解説しよう。   【ラインナップ】 ①ジェームズ・ハーデン(PG) ②クリス・ポール(SG) ③エリック・ゴードン(SG) ④P.J.タッカー(PF) ⑤トレバー・アリーザ(SF)  

[A-1] ②がインバウンズで、右エルボー付近に④・①・⑤、左エルボーの③が一緒線上に並ぶ(ライン)。④は③へダウンスクリーン、①は⑤を利用して飛び出すか、飛び出さないかを駆け引き。その瞬間に⑤がステップアウトしてボールをレシーブする。③はトップへ、④はアフタースクリーンでコーナーへ。  

[A-2] ②が右コーナーでアイソレーション。⑤がクリア、①はウイングへ移動し、5アウトでインサイドに広くスペースを作る。

[A-3] ②の1対1でX5がヘルプしたため、②は反対コーナーの⑤へキックアウト。X4がローテーションしてクローズアウトしてきたので、⑤はシュートフェイクから1ドリブルして3Pシュートを決めた。  

  月刊バスケットボール7月号(5月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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